不良と怪談 (ページ14)

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メリーさん４ページ14

武道

待ち合わせ場所に、エマちゃんとマイキー君がやって来た。

そして、Aさんから送られてきた住所に4人で向かうとそこには“渋谷サイキックリサーチ”と書かれた看板があった。

「「渋谷サイキックリサーチ？」」

「ここに、Aがいんの？」

ヒナとエマちゃんは、頭上に？を浮かべてマイキー君はAさんの事を、呼び捨てで呼んでいたけど怒られないかな？

「住所はここになってるし、とりあえず入りましょう！」

俺が先頭になり、事務所の扉を開けて中に入っていった。

―――

A

『簡単な話だよ。でも、その前に自己紹介をしようか。私は武道のイトコの成宮A...
ここ、渋谷サイキックリサーチの所長をしている』

「しょ、所長... ヒナ達と歳が近そうなのに凄い！！
えっと、橘日向です！タケミチ君の彼女です、よろしくお願いします、Aさん！」

叔母さんが言ってたのはこの子か...
いい子そうじゃないか。

「えっと... 佐野エマです...！隣にいる、マイキーの妹です」

うん、確かに良くないものがついてる気がする。
でもメリーさんって、都市伝説に結構なってるからもしかして無差別？

「それじゃあ、最後にオレね！オレは、佐野万次郎！！マイキーって呼ばれてるから、Aもマイキーって呼んでいーよ♡」

『ヒナ、エマ、マイキー...ね、分かった。
それじゃあ最初に言っとくと、エマは明日の朝までこの事務所から出ないで』