48話 ページ50
「で?Aとしてはこれからどうするんだ?」
にゅっと私の右斜め後ろから腕が伸びてきて私の首に巻き付くようにして右手が置かれた。
「まぁ勿論、私を騙した罪は重いのでね。あの組織は私が成敗してくれますよ。」
ふふんと満足気に答えてしまった。
だがしかし、私はここで違和感を抱いた。
明らかにさっきの声は降谷さんじゃない。
この声は聞き覚えがある。
「何してんだくそ天パ野郎。」
視界の中にギリギリ入るあちこちはねている銀髪を目にして私は判断をした。
「まぁ今回のことで俺は腹が立ってんだ。
なぜなら、神威に騙されたしな。本当にお前が連れ去られるんじゃねぇかと思った。その後に?彼奴はお前と少しの間同棲生活を送って?得しかしてないんだろ?あの餓鬼。」
口悪ッッッ!私も言えたことじゃないけど…。
「坂田さんは何故ここに?」ニコッ
安室さんは疑っているのか?
まぁ早々信じられねぇよな、こんな給料も払わないで金を全部パチンコやお酒に注ぎ込む奴だもんな。しゃーねー。
「あぁ?ただの散歩だ散歩。」
「ふーん?どーせまた酒でも飲んで誰かに金払わせたか、ツケてもらってんでしょ?」
「うっせー。」
ほのかに香る酒の匂い。アルコールはあんまり好きじゃない。匂いがもう駄目。臭い。
「お子様。」
「むっ安室さん、お酒ってよく飲むんですか?」
「そうですね…仕事の関係上飲むことは多々ありますが、それ以外では差程飲みませんね………。」
出来た大人だ。
私、将来結婚するならある程度ちゃんとした人がいいな。
「何!?そんなのお父さんが許さないぞ!!」
「誰が私の父親だ!ちんちくりん!!てか私の心を読むな!」
「誰がちんちくりんだぁ!?このクソ餓鬼ィィ!!」
「てめぇだよ腐れ天パァァァ!!!」
その後くだらない喧嘩を続けていたら突然、寒気がした。
「…おい銀時。」
「あぁ。凄まじい殺気…というか冷気を感じる。」
「逃げよう。」
「まぁ待て。こういうのはだなぁ、作戦を考えて……っておい!?A、どこいった!!」
「へっお前の考えなんてお見通しだボゲェ!ど
ーせそうやって時間を稼いで自分だけ逃げようって魂胆だろ!?知ってんだよ、ぶぁぁぁあか!」
今までずっと銀時には騙されていたから今回はやり返したった。いえい。
「ちょっ!A待て!!ってうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ご愁傷さまです( ^ω^)
作者から
続編に移行します!
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蓮(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 18ページ再開じゃなくて再会です (2020年1月19日 20時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» ご報告ありがとうございます!全然気付きませんでした……( ̄▽ ̄;)以後気をつけます! (2019年5月19日 10時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - 38ページ文字化けしてますよ! (2019年5月19日 9時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます!これからもキャラはどんどん出していきたいなって思っているので少々お待ち下さい! (2019年4月24日 21時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮 | 作成日時:2019年4月2日 20時