1040話…理由。 ページ38
絶望AI「はいはい。感傷に浸ってるとこ悪いけど、さっさと次行くわよ。」
鬼道「待ってくれ。
どうしてAは、ナツキの親友を殺したんだ？」
絶望AI「それ、答えなくちゃいけない？」
鬼道「ああ。」
絶望AI「そりゃ勿論、ナツキを絶望させる為よ。」
一之瀬「何でだ？ナツキは既に仲間だったんだから、絶望させる必要なんて…」
絶望AI「ナツキが話さなくてもね、オリジナルは察してたのよ。ナツキが彼奴らと仲良くすることによって、絶望が薄れていることにね。」
ナツキ「…！」
絶望AI「それが良くないと判断し、実験も兼ねて二人を殺した。
はい、これで満足？」
秋「そんな理由で…」
絶望AI「そんな理由って、オリジナルにとっては重大な理由よ。
折角手に入れた仲間が、絶望じゃなくなったら一大事よ。
ま、結局…裏切られたけどね。」
ナツキ「…姉上…」
絶望AI「じゃあ、さっさと次行くわよ。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
5年生の夏休み。
その時に彼らはやってきた。
夢叶「元気にしてる〜？」
神崎 戒斗の姉、神崎 夢叶(ユカ)。
彼女の後ろには、赤い髪に青い瞳の、中学生くらいの男子がくっついていた。
「わぁ、夢叶おばさん！久しぶり！」
戒斗「姉さん…来るなら連絡をくれって、何度も言ってるだろ…」
夢叶「貴方がちゃんと【親】をしているか、抜き打ちでチェックしなきゃいけないでしょ？」
「ねぇねぇ、後ろにいる男の子は？」
夢叶「ああ、この子？この子はね、私が育てることになった子…名前は玲緒っていうのよ！」
「玲緒くん、初めまして！
私は神崎 Aだよ！」
玲緒「あ……その……え、えと……」
夢叶「ごめんなさいね、Aちゃん。
玲緒は色々あって、まだ私以外とまともに口が利けないの。」
「うーん、そっかぁ。」
玲緒「ご、ごめ……なさ……」
「ううん、大丈夫大丈夫！気にしない！」
玲緒「………」
「(何こいつ…でも、才能の予感がするわね…)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪月 葵(プロフ) - にゃふさん» コメントありがとうございます！最近更新できてないですが、なんとか更新していこうと思いますので、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2021年1月13日 20時) (
レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃふ(プロフ) - このシリーズ大好きです！更新頑張ってください! (2021年1月9日 23時) (レス) id: 2c9f18fc80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪月 葵 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/862c35d2fa3/
作成日時：2020年10月23日 23時
