957話…願い。 ページ4
苗木野「へぇ、此処が吉良さんの孤児院、お日さま園かぁ。
なかなかいいとこじゃないですか。」
星次郎「ありがとうございます。」
午後3時。
早速苗木野を連れて、園へと戻った。
『父さんだ！』
星次郎に気づいた子供達は、当たり前のように星次郎の元へ群がる。
苗木野「…へぇ。あんな事を頼む人だから、そんなに愛されてると思えなかったけど…凄く愛されてる人なんだ。」
瞳子「当たり前よ。父さんは…凄い人なんだから。」
リュウジ「おかえり、父さん！」
治「いつもより遅かったけど、仕事が大変だったのか？」
星次郎「大丈夫ですよ。治が心配することではありません。」
晴矢「で、隣のおっさん誰だよ。」
苗木野「な！？おっさんとは失礼な！僕はまだ19歳だぞ！！」
風介「晴矢、おっさんは失礼だぞ。せめておじさんって呼んでやれ。」
苗木野「フォローしてくれるのかと思いきや、君もなかなか失礼だな！！」
ヒロト「こらこら2人とも！お兄さんをそんないじめちゃダメだよ！」
苗木野「え、僕いじめられてたの？こんな小学生に？結構傷つくよ？？？」
瞳子「すみません、この子達幾分素直なもので…」
苗木野「素直！？素直ってことは、僕そんなに老けて見えるの！？」
星次郎「では、面談の方お願いしますね。」
苗木野「この流れでお願いされるんだ！！なんか色々凄すぎて僕のメンタル置いてけぼりだよ！？」
それだけ言うと、瞳子と星次郎は部屋の奥へと消えていった。
苗木野「まじじゃん…普通に置いてかれたし…」
晴矢「おいおじさん、何しに来たんだよ。」
苗木野「おじさん呼びやめてくんない！？名前教えるから名前で呼んで！！？」
リュウジ「そういえば…お兄さんは誰なの？」
苗木野「ゴホン、よくぞ聞いてくれた緑の少年よ！
僕は苗木野 美鈴！名前は女っぽいけど男だからな！あとピチピチの19歳だから！！
…あの星次郎とかいう人からお願いされて、君達の願いを、叶えに来たよ。」
リュウジ「願いを…」
ヒロト「叶えに…」
苗木野「さて、まずは君達の話…願いを聞かせてもらおうか。」
苗木野は椅子に腰掛け、大学ノートを取り出し、話を聞く体勢に入った。
園の皆は顔を見合わせ、何を願うか悩む素振りを見せた。
だが、少しの沈黙の後、願いが決まったのか、苗木野の方を向き、代表してヒロトがこう言った。
ヒロト「Aに、もう一度会いたい。」
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雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» そんな衝撃なとこありましたかね？(無自覚)ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますね(*^^*) (2020年9月12日 22時) (
レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋(プロフ) - ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱおいおいおいおい←←←すんません衝撃すぎて頭おかしくなりましたwいやもうホント好きだわこの作品 (2020年8月27日 19時) (レス) id: 9f28f3c3ee (このIDを非表示/違反報告)
雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» 最年長なんでね、特別扱いしなきゃ…()是非常連になってください！！w (2020年8月24日 23時) (レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋(プロフ) - おっおっオサーム！流石最年長！あ、すんませんこのコメ欄の常連になるかもです((( (2020年8月24日 22時) (レス) id: 9f28f3c3ee (このIDを非表示/違反報告)
雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» コメントありがとうございます！のんびりですが更新していきますので、これからもよろしくお願いします(´∀｀*) (2020年8月22日 23時) (レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪月 葵 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/862c35d2fa3/
作成日時：2020年8月12日 23時
