ツンデレ兎、ですよね？

#7 ページ7

「よぼせよ〜おっぱ〜」

YG『お前…今どこにいんの？』

「なんか〜いざかやのちかくのべんち〜」

YG『はぁ…俺より遅いって相当だぞ？早く帰ってこい』



帰ってこいって言われても、家どこかわかんないんだよなあ。



JK「迎えに来てもらいなよ」

「あ、そうします。おっぱ、むかえにきて〜」

YG『え？あぁ…すぐ行く』



あ、切れた。



この様子だと本当にすぐに来そうかな？



「おっぱが、むかえにきてくれるらしいです。あの、ほんとにありがとうございました」

JK「ん、じゃあ僕はこれで」

「あ、ちょっとまって！！」

JK「…？」



名前、聞かなきゃだよね。今度改めてお礼しなきゃ



「わたし、ミンAっていいます！なまえ、おしえてくれますか？」

JK「、チョンジョングクだけど…」

「じょんぐくくん！」

JK「…うん、じゃあ」

「あ、ありがとうございましたほんとにじょんぐくくん〜〜〜！ばいば〜い！」

JK「ちょ、声でかい恥ずかしいからやめて」

「あ、ばいば〜い…」

JK「…ふ、バイバイ」



わあ、笑った。



すごい素敵な笑顔だ



ジョングクくん、見ず知らずの女にこんなに優しくしてくれて



本当にいい人なんだな。



…でも、同い年か年上かもわからない人にどうやってお礼すればいいんだろ？



そこ、考えてなかった。



やっぱり酔ってるとダメだな、私。

#8→←#6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す