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猫39匹 ページ40
野崎弁当side
時刻は夜の12時。今日は、みんな自室に戻ってる。
俺は、部屋に何となく帰りたくなくてまだ談話室にいた。
ニャ)…ざき、さ…
ドアから入ってきたのは、ニャンすけ。
その顔は、涙と汗でぐちゃぐちゃだった。
野崎)どうした？怖い夢でも見た？
そばに行くと、抱きついてきて離れない。
野崎)わざわざ下まで降りてこなくても、隣の部屋行けばよかったのに。
ニャ)…煎じが、気づかな、かった…
おい、二番煎じ。鍵をかけて寝入るなよ。
野崎)俺の部屋で寝る？
首を縦に振るから、そのまま部屋に行く。
シングルのベッドに2人で入る。
抱きついてきてくるから、お互い落ちることはなさそうだ。
野崎)大丈夫。俺がいるから、安心して寝な？
ニャンすけが寝たのはそこから、１時間後だった。
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作者名：葵巴 | 作成日時：2017年10月23日 15時
