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猫18匹 ページ19
ノックソside
あまりにも部屋から出てこないから、存在すら忘れてた。
ぜっちゃん曰く、新メンバー。
けど、全く馴染もうともしない。ただムカつくだけ。
夕飯の席の端に、ソイツは座ってた。
野崎さんが隣で、目の前にはにーちゃん。
出てるものには手をつけようとせず、ただ眺めてる。
たまに野崎さんが話しかけて、少し声を発するくらい。
ぜあ)みんな、仲良くやってるか〜?
ぜっちゃんがそう言って入ってくるけど、仲良うなれるわけが無い。
ぜっちゃんが来た途端、ソイツは抱きつき離れようとしない。
気ま)ぜっちゃんも食べてくでしょ?
ぜあ)うん、ありがとう。けどまずは部屋に連れてくわ。
身長はぜっちゃんとそんな変わらん。
けど、ソイツを軽々と持ち上げ廊下に消えてった。
あお)やっぱり、無理だよ。ぜっちゃんが何言おうと、仲良くなんてなれない。
その場の空気は、最悪やった。
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作者名:葵巴 | 作成日時:2017年10月23日 15時