【ハイキュー】研磨似のウィングスパイカー【男主】

１３　主人公 ページ18

夜久と一緒に外にでた

俺達が出てきた後

すぐに

皆が出てきた

スマホでゲームをしていると

清水「小鳥遊君」

潔子さんに話しかけられた

「…どうしたの？潔子さん…」

清水「あっ、あの…メールしてねっ」

喋り出した時は目が泳いでいたけど

最後は真っ赤な顔で微笑んだ

俺も微笑みかえす

「新幹線乗ったらメールする…」

黒尾「Aーー!!挨拶するぞーーー!!」

呼ばれた…

清水「あ…じゃあメール楽しみにしてる
小鳥遊君」

「A。…Aって呼んでよ
じゃあね…潔子？」

友達なんだ

名前で呼んでほしい

俺だって名前で呼びたいし

清水「えっ、えっとA…君っ」

やっぱり凄く真っ赤な顔の潔子

頭をポンポンして

音駒の皆のところに戻った

その後

皆にめっちゃからかわれた

まぁ…

軽くスルーした









『発車致します
閉まるドアにご注意下さい』

棒読みなアナウンスが新幹線内に響いた

ドアが閉まり

新幹線が発車した瞬間

スマホを起動させる

ゲームをするわけじゃない

メールをするためだ

〔新幹線に乗った
今回は俺達が来たけど 今度は
潔子達が東京に来てね〕

ピッ

送信っと…

……すると

ピロリンッ

すぐ返事が来た

〔機会があったら行くね
今度は烏野が勝つから！
言い忘れてたけどバレーしてるA、凄く格好良かったよ〕

黒尾「おーおーおー!!モテんなー!!
Aクンよぉ」

…！

見られてた

山本「ずるいっスよ!!モテる奴がとことんモテやがってぇ!!」

ギャーギャー騒ぐ山本

…五月蝿い

夜久「五月蝿い。山本」

黒尾「で？烏野のマネはお前に好意を抱いてるが、お前はどうなんだ？好きなのか？」

俺が？

「俺が潔子を？」

黒尾「おおっ!名前呼びか!!」

潔子を？

…









「…好きじゃないよ
友達でしかない」

潔子は

ただの友達

それ以上にも

それ以下にもならない

黒尾「ふーん
美人なのにな。烏野マネ
俺もメアド知りてぇよ」

「…教える？潔子にいいか聞いてからだけど」

ニヤニヤから突然

クロはつまらなさそうな顔をした

黒尾「本当にお前友達以上に思ってないんだな… つまんねー」

「……俺は一生恋愛的に人を好きにならないよ」

そう言い俺は笑った

俺の笑った顔を見た皆は

なんだか悲しそうな顔をした

……きっと俺の笑みは悲しそうに見えたのかもしれない

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