スモーカーとジョン ページ39
ジョン「あー、本当……どうしよう……これから……」
ジョン(あーあ。辺りが暗くなってきた……)
ジョン「どうしよう……」
「おい、こんな所で何をしてる……」
ジョン「ん？」
ジョン「お…スモーカーじゃん。久しぶり。」
スモ「久しぶりじゃねえよ。服ビショビショになってんじゃねぇか。ってか傘どうした？」
ジョン「さしたくねぇ……」
スモ「……家…帰らないのか？」
ジョン「帰る？何処に？」
スモ「何処ってウルフの……」
ジョン「あー…もう”帰られねぇ”んだわ。”クビ”にされたから……」
スモ「！なんで……」
ジョン「なんでだと思う？」
スモ「チッ……俺の部屋に来い。雨宿りさせてやる。」
スモーカーに腕を引っ張られるジョン
ジョン「あれ？もしかしてお前世話焼き？」
スモ「死んだ魚の目している奴を此処においておけないだけだ。」
……
ジョン「案外広いじゃん……」
スモ「タオルだ。拭け。」
ジョン「ありがと……」
と言ってソファーに座って頭をタオルで拭くジョン
スモ「んで…あれどういう意味だ？」
とスモーカーは淹れてきたコーヒーを二つテーブルの上に置きソファーに座った
ジョン「どういう意味ってそのままの意味だよ……」
ジョン「俺、クビにされた……」
スモ「なんでそうなったんだ……」
ジョン「お前に説明しても仕方がnスモ「しろ。」…はいはい。」
〜説明中〜
スモ「なるほど……ウルフの憧れの人の悪口を……ね……」
ジョン「クビにされても仕方がないだろ？」
スモ「はあ…それはどうかな……」
ジョン「はあ？」
スモ「長年秘書やっていたお前なら分かると思ってたんだろうなウルフのやつ……」
ジョン「いや、意味が……」
スモ「彼奴が…ウルフ総帥が簡単に”お前を”クビにするわけないだろ。」
ジョン「でもよ……実際俺…出ていけってクビだって言われて…」
スモ「頭を外で冷やして来いって意味だろ。」
ジョン「いや…」
スモ「確かにお前も悪いだがウルフ総帥も悪い。どっちもどっちだ。」
スモ「だから……」
スモ「帰れ。ウルフの元に……」
スモ「そして”謝ってこい”。」
ジョン「スモーカー……サンキュー！！」
スモ「ああ(やっと元に戻ったな…)」
とスモーカーはクスッと笑った
スモ「コーヒーは？」
ジョン「いらねぇ！早く帰らねぇと！！」
スモ「そうだな。」
ジョン「スモーカー！」
スモ「ん？」
ジョン「ありがとう！！またな！！」
スモ「ああ、またな。」
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HiMaZiN - いつも見ていてすごく面白いです！これからも頑張ってください！ (2016年5月8日 0時) (
レス) id: 49b1af911d (このIDを非表示/違反報告)
風光明媚 - すごく面白かったです！更新頑張って下さい！ (2016年5月5日 23時) (レス) id: e5f935c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいさ | 作成日時：2016年5月1日 1時
