俺は彼氏になりたいんです！！！！ (ページ7)

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特別に見てページ7

赤

…俺、勢いであんなこと言ってしまった…。

なんで、あんなこと言うたんや、俺…照史にも悪いことしたなぁ。

「…ていう訳で…」

紫「なに。しげちゃん、恋したん？！」

キャーキャー言うとる濵ちゃんは、そこらの女子よりもうるさい。

…ほんで、なんで俺はよりにもよって濵ちゃんに相談してしまったんやろ。

ガラガラ…

黄「濵ちゃんうるさいで。声、外まで聞こえとる」

紫「あ、すまんな」

そう言って、片手で謝るポーズをとる濵ちゃん。を見とったら、淳太に言われた。

黄「んで、何、しげに春が来たん？」

「…いやぁ…どうやろねー(棒)」

ふーんと聞いておきながら興味無さそうな返事をして、資料を見てる淳太と興味津々で俺の方を見てくる濵ちゃん。

なんで、こう正反対なんやろ。幼馴染なくせに。

紫「ええなー。俺も恋したいわー！！」

黄「なんで、先月まで彼女おったやん」

紫「…なんか、優しすぎて逆に怖いって言ってほかの男んとこ行ってしまった…」

「うわ、出た。優しすぎて逆に怖い。もう三回目やん。その理由で振られるん」

紫「うあああ！！何があかんのやぁ〜！！」

また大声あげとるし、苦情きても知らんで。

先生なんにええんか。てか、ここ、一応生徒会室なんやけど、なんでおったんや…？まぁ、えっか。

…てか、勝手に俺の気持ちが恋として片付けられてしまった。

恋…かぁ、恋なんて、長らくしとらんからなぁ。

『大毅は、いつも誰を見てるの？』

……そんなん

「俺やってわからんよ…」

でも、俺、初めてあの子だけは、特別に見えたんや。

やから…

あの子も、俺のこと特別に見てほしいなぁ…って、な。

「…はずっ、」

何思っとんのや。自分、恥ずいはずい…

仕事しよ。仕事

ﾋﾟｺﾝ

「…ん、望？……ぇ、えっ！！！！！！」ｶﾞﾀﾝｯ

紫「ぅわ、びっくりしたァ」

黄「急に大声出すなや」

や、やって…

(どこにおる？
俺の友達の神山って子がしげの場所知りたいんやって)

あの子が…俺のこと探してくれてるんやもん…！！

…

うわァ、駄作第2弾

今度こそ赤緑ちゃんをあわせます！

12月も二、三回投稿になると思います。

よろしくお願い致します！