俺は彼氏になりたいんです！！！！ (ページ30)

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お兄ちゃん（いとこ）だって悩みますページ30

橙

「はぁ、娘を嫁に出す気分や…」

黄「娘も嫁もおらんやろが」

紫「せやんな！？あー、びっくりした」

黄「濵ちゃんは本気にすんなや。まだ、相手は高３やぞ」

紫「照史、もうそんなか…息子を婿に出す気分や」

黄「お前もかい。てか、その例えはちゃう気がするし、
まず、婿に出すパターンは珍しないか？」

紫「確かに…！」

黄「何に驚いとんねん」

濵ちゃんも淳太くんも幼馴染やからか息があっとる。

羨ましいなぁ、幼馴染って…

って、ちゃうって！！！！

「初っ端に戻るけど、俺の悩み聞いてや！？」

紫「おう。どしてん」

「ほら、俺、いとこおるやん？」

黄「おるな。神山くんやろ？」

「あ、知っとるん？なら、話早いわ」

紫「え、神山くんといとこなん！？えー、肌の色違うなぁ」

黄「お前はどこに驚いてんねん」

「んでさー、なんかしげに恋してるっぽいんよなぁ」

紫「…あー、ぽいな」

黄「ぽいわ」

「え！？2人とも知ってたん！？」

いつ知ったんや！俺やって、つい最近知ったんに！！！！

紫「…んー、いつやった？」

黄「…入学してすぐちゃうかったか？」

え、そんなに早く！？

「なんで教えてくれんかったん！！」

紫「やって、いとこって知らんかったし？」

黄「まず、確定かもわからんし」

それでも教えて欲しいやんかあああ！！

「教えて欲しかった。俺、あんな可愛いもんちをしげにあげていいんかめっちゃ悩んどるんに…」

黄「照史って、しげのことお気に入りやなかった？」

よく覚えてんなぁ…

「せやで…でも、これとそれとはちゃうやんかぁ」

紫「まぁまぁ、しげちゃんええとこあるで？…多分」

黄「まぁ、多少はあるやろ…おそらく」

「…めっちゃ不安なるやんか…」

…こん人らに相談したんが間違いなんかなぁ。

てか、今、一応授業中やねんけどな？淳太くんの。

自習やけども、濵ちゃんおるんおかしいしな？

……まぁ、えっか！こん人らやし！

…

これが久しぶりの更新って思うと恐怖ですね。

これはあの、休憩の小話というか、裏話って感じです。
ただただお兄ちゃん組を描きたかっただけです。

続きはまた近々出そうと思ってます。
全然更新できてなくってすみません！今後ともよろしくお願い致します

いちご