俺は彼氏になりたいんです！！！！ (ページ15)

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知らない記憶ページ15

緑

俺…やっぱなんか忘れとる…。

…あ、返さな。

(そうなんや。違うクラスやったんかな？)

桃(3年の時、同じクラスやったで)

…え、

3年の時…覚えてない…。なんで、なんで…！！

〝とも、すきやで〟

…誰なんよ…。君は誰なん。

優しい声、好きやった声、でも…なんも覚えとらん。

誰なん…知ってるはずなんに…。

俺の記憶は、小5の頃からしか…はっきりしてない。

でも、俺、のんちゃんと同じ…、あれ。

「…俺、こっちの小学校やったっけ…？」

…ちゃう。俺は…

「…っ、わからんよっ…」

頭が痛い…。もう寝ようか…、明日の朝には、もう悩むのをやめよう。無理や。きっと、のんちゃんの見間違えや。

「そうよな…きっと、大丈夫…」

やって、俺は、ここの小学校に通った覚えはないから…。

…でも、なんでやろ。

俺、大好きやった子がいた。それだけは覚えとる。

〝あ、神山くん！〟

…なんであんたが出てくるんよ。ちゃうやん。呼び方やって、ちゃう…んに。

なんで、懐かしいような気がするん…？

なんでっ、こんなに辛いんよ…っ

「教えてやぁ…っ」

誰でもいいから…お願いっ…

…

花粉症がここ最近酷いですね。花粉症の方、辛いでしょうが頑張りましょう！
作者も朝から鼻水にやられてます(自分語り申し訳ない)

話は変わりますが、最後の〝懐かしいような気がする〟は、どーいうことなのか。よければ考えてみてください！

推しを弱らせるのが大好物なのでお許しください。

いちご