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始まり ページ1
緑
桜が舞い散る中、微笑む君に恋をする。
｢…そんなことあるんか…？｣
恋愛漫画の冒頭を見て、独り言を呟きながら今日から通うことになる高校へ足を運ぶ。
今年は、桜がまだ残っていた。
綺麗かと言われれば微妙だが、やはり日本らしさがあり、見上げては自然と頬が緩む。
｢…春やなぁ｣
そんなことを思い、校舎へ続々と入っていく生徒へ続き進もうとする。
すると…
赤｢なぁ！！！！！！｣
｢…｣
赤｢なぁって！！！！！！！！｣
大きな声を出す男子生徒1名。
朝っぱらから元気やなぁ。
てか、誰か返事したれや。可哀想やんけ。
ほんま誰呼んで…ん…ねん。
ポンと肩に置かれた手、振り向いてみれば、
赤｢なんでこっち向いてくれんの！！？？｣
…うっさいやつがいました。
…
珍しく幼馴染設定を卒業した私です。
始まりってこんな感じでいいんか…？と思いながら書いてます。よろしくお願い致します。
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作者名：いちご | 作成日時：2021年9月18日 0時
