✦続き ページ24
Kiさん
「ねぇA、聞いて聞いて！俺、ちゃんと殺してきたんだ！」
彼は貴女の部屋の前で嬉しそうにそう報告する。彼の頬には血が付着しており、愛用のジャージにも血が飛び散っていた。貴女は黙りこくる。彼は満面の笑みを浮かべる。
「あ、今日はAの好きなオムライスにしてあげるから、楽しみにしててね！」
足早に去っていく彼。夕飯の時間になれば、貴女の部屋の前にはきちんとオムライスが置いてある。貴女が部屋に閉じこもっているとは、彼は一切思わないらしい。
＿＿＿ケチャップから鉄のような味がするような。
Smさん
「閉じこもってたって、何をしてるのかは筒抜けだけどな」
むしろこっちの方がありがたい、と彼は液晶画面をじっと見つめながら呟く。そこに映し出されているのは、ベッドの隅で小さくうずくまる貴女の姿。
「･･････でも、なんか虚しいな」
彼の手にはいつの間にかカッターが握られていた。だんだん寂しさを自覚してきたようで、チキチキと嫌な音を立てるそれは、彼の意志さえあれば何もかも切ってしまう。
＿＿＿見られてるのが嫌だから、こもったのに。
Krさん
「神様、おれはどうなってもいいから、だから････神様･････っ」
自室で狂ったように祈りを捧げる彼。彼のいつもは綺麗な蜂蜜色の瞳には光が宿っておらず、ふわふわとしているはずの髪はボサボサで、目の下にはクマをたたえている。
「･････神様がこうなったのも、おれ以外に信者が居たせいだ。絶対そう」
幽霊のように立ち上がる彼は、その手にナイフを握っていた。貴女を狂信する彼にとって、神である貴女を信仰するのは自分だけで十分だと信じて疑わない。貴女以外は全て同じで、必要性すらも感じないらしい。
＿＿＿これ以上、神だと崇めないで。
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ばぐのばく(プロフ) - JYUreホれンさん» リクエストありがとうございます！とても考え甲斐があるシチュエーションで、作者も楽しいです。応援もありがとうございます！ (2022年12月17日 21時) (
レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
JYUreホれン(プロフ) - 失礼します。リクエストです。耐えられなくて○そうとした感じの書いていただけませんか？応援してます！ (2022年12月17日 18時) (レス) id: 52bdb14c4c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - アプリコットさん» リクエストありがとうございます！面白そうなシチュエーションですね。応援、感謝します。 (2022年12月12日 6時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット - リクエスト失礼します！もしよければ、夢主が寒さで冷えた手で相手の首元に触るイタズラをするシチュエーションを見てみたいです。ゆっくりでもスルーでも大丈夫です！これからも応援しています！ (2022年12月12日 1時) (レス) id: 46a235585c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - なるほど、了解しました！ (2022年12月1日 22時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐのばく | 作成日時：2022年8月20日 15時
