✧続き ページ42
Kiさん
「A！？」
部室の扉を勢い良く開けて出てきた彼。連日の疲れからか、うたた寝を繰り返す彼に眠るよう言ったら彼はすっかり眠ってしまった。それすらも忘れているのだろうか。
「あぁ良かった････！Aが居なくなったのかと思ったよ･････」
彼は安堵したように大きく息をつく。そして貴女の手を握り、どこにも行かないでね？と柔らかい声色で念を押してくる。
＿＿＿少し廊下に出ていただけじゃないですか。
Smさん
「そいつには近づくなって言ったはずなんだけど？」
貴女と少し趣味が合うらしい彼は、初めは良い後輩ができたと喜んでいた。しかし、彼は次第に貴女の行動を制限してくるようになる。
「俺から聞いた話と違うって･････。あのなぁ、猫かぶりって言葉知ってるだろ？？」
彼は呆れたような口調で言葉を放つ。貴女のことを聞き分けの良い、いい子な後輩だと信じて疑わない。だって、彼は自分が貴女を操作しているに等しいと思い込んでいるから。
＿＿＿先輩の言葉を疑わずに信じるほど、馬鹿じゃないですよ。
Krさん
「お腹空いてない？暑くない？何かあったらすぐ言ってね」
一見すると、後輩を思いやるただの先輩。でも、貴女が一言でも言葉を発すれば、貴女の願いを叶えようと動いてくれる。他人から見れば、その姿はどこかおかしい。
「Aは俺の大切な人だからね！遠慮せずにどんどん言って！」
彼のその姿に圧倒されて、貴女はつい、また願いをこぼす。そして彼はそれを狩人さながらに捕らえて、貴女を満足させるために尽力する。
＿＿＿後輩が先輩をパシリにするとは、これいかに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「WT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ばぐのばく(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» リクエストありがとうございます！是非書かせていただきます！ (2022年8月16日 12時) (
レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い - リクエスト失礼しますね、夢主がなんらかの事故で植物状態になったら、というのを書いてくださると嬉しいです。応援してます (2022年8月16日 12時) (レス) id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - まどかさん» そう言って頂けて、とても嬉しいです！ちなみにshkさんの思いは、属性がヒントになってます(ﾎﾞｿｯ (2022年8月14日 22時) (レス) id: 33780c91d6 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - リクエスト書いてくださりありがとうございます！すごく良かったです！shkさん、どんな思いを込めたんだろうって気になっちゃいました笑 (2022年8月14日 22時) (レス) id: e1c155a7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - まどかさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2022年8月12日 12時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ばぐのばく | 作成日時：2022年7月24日 22時
