スケバン隠蔽少女【今日から俺は!!】

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感謝しきれないくらいなんか伸びがいいのに、コメントくれない悲しいよ(´；ω；｀)

そういえば、犬神家の一族に賀来さんでるやないっすか...
＊＊＊＊


Aside


紅野｢あ、Aちゃ〜ん｣



学校から出てきてすぐ、紅野さんは私に気づいた。

後ろ姿だけだったのに。




一緒にいた生徒には、｢シスコン？｣｢彼女？｣｢紅野くんって女いたの？｣とか質問攻め。


妹でも彼女でもないです。

でも、シスコンの紅野さん見てみたいなー←





『えと、藤光...です』





その一言に、集っていた生徒がしーんと静まり返った...

と思ったら。




｢ふふふふふふふ藤光様ァ？！｣

｢藤光Aさん！あの有名なスケバンの！｣

｢深海さんの師匠！｣




さっきまでの差とは...。


そして、紅野さんは相変わらずの笑顔で、私に聞いてきた。




紅野｢わざわざ東京まで、どうしたの？｣


『...それは帰ってからとして。

とりあえず、この取り巻きたちをどうにか...』


紅野｢じゃ、鬼ごっこってことで｣←


『え』


紅野｢逃げろーー！！！！！！！｣



そんな叫び声とともに、私の腕を引っ張って走り出す紅野さん。


そしてノリノリの取り巻きたち。






｢なんで...｣しか出てきません。





















『はぁ...馬鹿なんですか紅野さん』


紅野｢馬鹿だよ...ハァハァ｣


『紅野さんの方がバテてる...笑』



お疲れ気味の様子の紅野さんは、息を整えると、私の方を向きながら、駅に向かって歩き始めた。



『あれ、紅野さん、なんで駅に...』


紅野｢だって、俺と話したら帰るでしょ〜？｣



この人どんだけ察しがいいんだ...怖っ。






紅野｢あ、何か言う前に俺の話を聞いてほしいんだけど。どうせ三橋のことでしょ？｣


『ｳﾞｯ...ｽﾞﾎﾞｼﾃﾞｽ』


紅野｢俺はね〜君が好きなように、自分のペースで行けばいいと思うよ。

それからね、もし三橋に振られたとしたら、俺のところに来てね〜。俺、君のこと好きだから。｣




...ん？？？？？



この人、流れで告ったよね？？？？←





自分の顔に熱が集まってくるのがわかる。





紅野｢このタイミングで来てくれてよかったよ。


なんたって、クリスマスイブだからね。｣



あ、そういえば、なんて思う。


千葉に帰ったら、みんなにプレゼント買わないと。



紅野｢俺からのアドバイスは以上。じゃあね！｣



といって紅野さんは帰った。



私、何も相談してないんですけど...。

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