スケバン隠蔽少女【今日から俺は!!】

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Aside


手首を見てた三橋さんは、ぱっと私の腕をとる。

おっふ、三橋さんの手ェ…ってこれじゃ私が変態じゃねぇかよ←


三橋さんが手首を掴んだ時、少し痛みが走った。




三橋「手首」


『ん？』


三橋「血が出てる。」


『あ、もしかしたら、怪我したかも…？』


てかここで慣れてる感じしたら、スケバンだと思われる？！

でも、泣くふりする前になんか、三橋さんにちからがみなぎって…



三橋「ちょっと忘れ物しちまったから取りに行ってくる」



目が…てか口もだわ、笑ってねぇ…

ダッシュで戦闘場へと戻る三橋さん。

金髪パーマがふわりふわりと揺れていた。




理子「って、これじゃ大変なことに…」


『え？』


理子「あの人たち、うちの生徒なの！」


『…ぅえええええええええ？！？！？！』



てかこんな怪我なんてことないし？！


三橋さん、女に傷つくと反応しやすいタイプなのかな？
あの時もだけどさ…。



ていうか、私の事女として認識してるってことやんけ〜

いやーん嬉しい♡




あ、ごめん、自分で引いたわ←←←




『とりあえず追いかけよ。ほら行くよ、ウニさん』


伊藤「え、俺？てかウニ確定なの？」









さっきの部屋に戻るが、既に誰もいなくて、シーンとしてた。



伊藤「『あいつ/あの人のことだからきっと、卑怯な手を使って…てはもってるし』」


初恋相手と相棒。うん、不思議である。


理子「こっちの方で声がする！！」









追いかけた先では、ブルーシートにさっきのヤクザ…生徒さん達がいた。



理子「やめて！その人たち、生徒さんなの！」


三橋「生徒か！生徒め生徒！生徒〜















…生徒ぉ？！？！？！」



私たちの事情(？)に納得(？)した三橋さん。




三橋「んま、女に怪我させるとか許さねぇから。Aが無事でよかった。」


私の手首をつかみながら、ニコッと笑う笑顔に、既に落とされかけ…いや数年前から落ちてます。何か問題でも？←

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