. ページ9
そらるside
そ「A!」
俺が来ると、Aはふっと顔を上げた。
そ「ごめん、本当にごめん…」
そう言いながら抱きしめた。
俺の彼女なのに、俺が大切にしなかったせいで、1度でも離したせいで…
「こっちこそごめん、彼方くん…」
ま「そらるさんごめんなさい、勘違いさせてしまって。」
そ「大丈夫…2人ともごめん。
A、帰ろうか。」
「…うん。ありがとう、まふくん。」
まふまふは何も言わずに手を振って背を向けた。
しばらく夜道を歩いていると、LINEがポップな音を立てて届いた。
まふまふ大切に、離さないであげてください
まふまふそうしないと奪われちゃいますよ
まふまふ僕みたいな人に
そんな発言にイラッときながらも、クスッと俺は笑った。
「何笑ってんの?」
そ「んー…秘密。」
「言うと思った!」
俺はこの日の夜道、Aの小さくて冷たい手をにぎって、「守ってやりたい」って改めて感じた。
〜後日〜
「日頃のお礼をまふくんと買いに行ってたの…これ、ペアネックレス」
そ「ありがとう…それから誤解してごめん」
「こっちこそ誤解されるようなことしてごめんね。」
Aのくれたペアネックレスは、両方とも真ん中の宝石が青く光っていた。
そ「ん、大切にする。毎日つける。」
「えへへ、ありがとう。」
「彼方くんのこと、私大好きだな」
そ「俺、愛してるから。」
「それ私のパクリ!」
そ「Aが思うよりも、俺お前のこと愛してるから。」
「っ〜〜/////何それ!ずるい!イケメン!バカ!」
そ「ふふふw」
そらるお前なんかに奪わせないよ
そらる俺が守るんだから
まふまふ本当にいつか、僕が奪っちゃう日が来るかもですね。ちゃんと守ってあげてください。
*****
まふくんとLINE大活躍かよ()
あー無理、恋愛っぽいものがかけてない気がする…リクエストくだせぇ。
221人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さく - とてもよかったです!終わってほしくない!(´;ω;`) (2019年6月8日 12時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
かんてぃー@奈ノ花(プロフ) - ろっとさん» ありがとうございやぁぁぁす!!!! (2019年2月11日 15時) (レス) id: 3f46b2c644 (このIDを非表示/違反報告)
ろっと - 続編欲しいです!! 更新ファイトです! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 0ad9057d53 (このIDを非表示/違反報告)
かんてぃー@奈ノ花(プロフ) - ジョアンさん» ありがとうございます!o(・д´・+)ゞ頑張リマッス♪ (2019年2月3日 20時) (レス) id: 3f46b2c644 (このIDを非表示/違反報告)
ジョアン(プロフ) - 続編・・・ほ、ほしいです・・・。めっちゃ面白いです!! (2019年2月3日 16時) (レス) id: dec9627405 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ