年上彼と同居始めました。R.Y

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今日もまた、学校まで送ってもらって
帰りは仕事があるらしく


一人で帰ることになった。









帰路が書かれた地図を渡され、
それを見ながら歩き出した。









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『…少しだけ』




山田さんのお家ではなく、お母さんと住んでいたお家へ向かい、


お母さんがいないお家に
足を踏み入れたのは、2回目。









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台所には、使いっ放しの洗われていないお皿




リビングにある小さなソファの上には
お母さんの仕事道具。









散らかっているリビングを片付けながら
家の中を目に焼き付けていく。




そして、お母さんの寝室とリビングに飾られている私とお母さんの写真。









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この家の中の、私のモノ以外は捨てるか売るかのどちらかだろう




…だから、
無くなる前にしっかり見ておかないと









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ある程度、片付けが終わって
お母さんのベッドにダイブした。




『…お母さんの、匂い…』




亡くなる数日前に買ってもらった
スマホの電源をつけて


メールのやり取り等を眺めていると









そのまま眠くなり眠ってしまった。









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