年上彼と同居始めました。R.Y

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- ryosuke side -









「Aちゃん、受験生？」

「…うん」




発行日を見ると、数日も前で
もっと早く言ってくれればいいのに と思いながら

気持ちよさそうに寝ているAちゃんを見た。









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「あ、そう言えば、大ちゃんの忘れ物どこやったっけ」




別の部屋に行き、探す。


忘れ物を見つけ、リビングに戻ろうとすると
｢あ、起きた！山田ー、起きたよー！｣とデカい声が聞こえた。









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ビクビクと怯えながら、俺の後ろに隠れた姿に胸を打たれる。




小動物みたいで思わず
抱き締めそうになる。








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大ちゃんが帰った後は、
何か を探して部屋をウロウロしている様子のAちゃん




「…どうした？」

『あ…、私が寝てる時、何か持ってませんでした？』




あぁ、と別の場所に置いておいたプリントを取り
これ？と聞くと そうです と安心した顔をした。









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もじもじしながら、｢お休みの日を教えて下さい｣と俯いて聞いてきた。




プリントに目を向けると
面談の日にちが記されており、

スケジュールを確認すると、
最終日がオフだった。









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「面談の最終日なら1日オフだから、時間は授業が終わる時間当たりにしとくよ」

『ありがとうございます』




希望日時を書いて
保護者欄に自分の名前を書き印鑑を押して渡した。









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