40 ページ40
「準備OK」
着替えた藤ヶ谷にピンクのタオルを渡す。
「お前は汗拭いてるだけで歓声上がるからなww」
「北山だって、ちゃんと汗拭いてると小さい歓声上がるよww」
「言うな〜」
なんて、スタッフさんの前で言いながら、ステージへと続く道を歩く。
ざわつく観客。
「今行く」
そう、メンバーに伝えた。
階段を上り、ステージへ。
すごい歓声。
「ごめんね、皆。2人で消えて」
そう言いながら、俺の隣で汗を拭くキング。
もう、仕事モードだ。
メンバーが心配そうに見つめる。
「ねぇ、何なの?いつも汗拭いてるだけじゃんっ」
二階堂が話を振る。
「それで皆、興奮してんだよね〜」
宮田が便乗する。
「宮田、鼻息荒いよ」
玉が相方をイジるww
「ちょっとね〜……北山と一緒に着替えてただけ♪」
キングのハスキーな声と台詞に、割れんばかりの歓声で揺れる会場。
「そうなの?みつ」
横尾さんに振られる。
「……まぁ、一緒に着替えてましたね」
肯定せざるを得ないな。
実際、着替えてるキングを見てる…が正しいけどww
「やっぱ、藤北はすげぇわ」
二階堂が頷く。
「「名字みたいに言うなww」」
俺とキングのハモりにまた、歓声が上がる。
「もう歓声じゃなくて悲鳴だよ〜」
呆れる千賀。
「俺達の人気は、7人で一つだよ。だから、差なんてないんだよ」
響く声はキングでも。
口にした言葉は…藤ヶ谷。
記憶の無い…必死に、俺達に気に入られようとする藤ヶ谷の声だった。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←39
310人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆか(プロフ) - それって どのライブがおすすめ!!?? (2021年12月17日 9時) (レス) @page40 id: 067fff2370 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まゆかさん» これからは2人分愛さなきゃ(笑)大変そうだね。 (2021年12月17日 8時) (レス) id: 77fc09fa45 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まゆかさん» ごめんね、コメ返し忘れてて苦笑そうね〜、あんまりコロコロ表情変わる人はいないねwwだから、皆が彼の虜になっちゃうのかも。えろ宏光見返してみた?( *´艸`) (2021年12月17日 8時) (レス) @page40 id: 77fc09fa45 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 1人になった!これからは 2人を愛するのかなー 北山さん (2021年12月17日 5時) (レス) @page40 id: 479294a46e (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 記憶…2人で愛されちゃうなんて北山さん愛されてる。エロ宏光見返してくる(笑)ずーっと色んなジャニメンみてきたけど、あんなに歌によってコロコロ表情かわる人はいなかったな。エロかったり可愛かったり、かっこよかったり女顔だったり、男顔になったりとね。好きやわ (2021年11月8日 4時) (レス) @page38 id: 479294a46e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ともみ | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/kmft2_kitafuji
作成日時:2018年9月24日 20時