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家族は、人間は餌だと思ってるけど、俺は違う。
誰かの記憶に刻まれたくて…生き血を吸ってきた。
人に出会ってきた。
「ひろ」
呼ばれて顔を上げる。
「家族に紹介してくれるのは嬉しいけど、その前に大事なこと忘れてる」
「…え？」
「服も着替えたいし、お風呂にも入りたい」
「お前の匂いは甘い。そのままでいい」
「……(*ﾉωﾉ)嬉しいけど、これは人間のエチケットなのっ」
エチケット？
「それと…俺のこと、何も知らないでしょ？だから、教えてから、家族に紹介して？」
そうか…。
早く紹介したいという気持ちだけが焦って、そこが肝心なのに。
「…悪ぃ」
「ふふ( *´艸｀)どうして謝るの？変なの〜ｗｗ」
「お前といると…変な気分になる。甘い香りがして…血も美味いし」
「俺の血…美味しいの？」
「ああ…今まではクソ不味い血を吸ってきたから…こんなに美味い血を吸ったのは初めてだ。もう、
お前の血しか飲めない。他の奴のは飲みたくない」
「…うん。これからは、俺だけね？他の人に触れないで。血なら、俺の飲んでいいから」
「ああ」
たいを抱きしめる。
ほんと…甘い匂いしかしない。
たいの後に続いて、家に向かった。
ドアを開けると、もっと甘い匂いに包まれる。
「ここ…お前の匂いでいっぱいだな。嗅いでると、酔いそうだｗｗ」
「じゃあ、ずっとここにいる？」
「…え？」
「どこにも行かないで、俺の血だけ吸ってて？誰にも触れないで。そばにいて」
「たいは…いないのか？好きな人」
「いないよ」
「……え？」
たいが…俺の頬に触れる。
もっと、甘い匂いが鼻孔をくすぐる。
「お風呂、入ってくる。ちょっと待ってて？」
「…っ、ああ」
服を脱ぎながら、バスルームへ向かうたいを見送って、やっと靴を脱いだ。
俺…誘われてる？
リビングに行って、大きなソファーに座って、たいが出てくるのを待った。
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きらら - すごい遅れましたすみません！私は元気ですよんおっ！ほんとですか！？でも体に気をつけてくださいね！ともみさんの作品大好きです！ (2019年4月8日 16時) (
レス) id: 81f6f5054e (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - きららさん» きららさん♪元気ですか？ｗｗ私は元気です( *´艸｀)懐かしい作品を更新しました（*´∀｀*）おめ・がは公開中ですよ〜。あまり間を空けないように頑張ります〜♪♪ (2019年3月22日 7時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - ヒロロさん» こちらも去年の作品を更新か〜ぁ。まぁ、よくこれだけ放置できたな、私ｗまほままさんもヒロロさんも、谷間を気にするんだからｗｗ今のとこは…ない。後で、予告した通り、兄弟間での奪い合いかなぁ。フラグは…悩んでるｗ (2019年3月22日 7時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - あらお・め・が・ですか！新しい感じの小説ですね！いやー楽しみです！ (2018年11月9日 22時) (レス) id: 785ae4dbab (このIDを非表示/違反報告)
ヒロロ(プロフ) - あっ！そうなんだ、ありがとう(*´艸` )なら、安心して読んでいくね〜♪だんだん姫のことが分かってくるねっ！薬が必要なのね…←意味深 ドキドキだぁ(*´艸` ) にしても、兄弟で取り合いあるかもなのヤバイよ〜！イケメンじゃん2人とも！ww (2018年10月25日 22時) (レス) id: ea60697d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともみ
| 作者ホームページ：http://yaplog.jp/kmft2_kitafuji
作成日時：2018年7月12日 7時
