＊ ページ23
〜太輔Ｓｉｄｅ〜
永田さんとひろの話について熱く語り合って。
楽しくて、勧められるお酒のアルコールの強さに顔をしかめながらも飲んだ。
だんだん良いが回って、頭の中がグルグル…。
マネージャーに今の時刻を言われてハッと目が覚めた俺。
トイレに行こうと、フラつきながらトイレに向かう。
「ふふふ( *´艸｀)」
思考回路が緩くなって、視界が揺れる。何とかトイレの個室に入って、用を済ませる。
立とうとして、足に力が入らない。
「あれ〜？」
壁についた手が震えてる。
「藤ヶ谷くん、大丈夫？」
永田さんの声と一緒にドアをノックする音。
「あ〜…足に力が入らない〜」
「酔いの回りが早かったからね。ドア開けて。俺が支えてあげるから」
座ったまま体を伸ばして鍵を開けた。
腕を掴まれて、立たされる。
「歩こうね」
そのまま引かれて、反射的に足が前に動く。
個室を出て、洗面台で手を洗うと後ろから抱きしめられた。
「ん…？永田、さん？」
鏡越しに見ると、視線が合う。
「いい匂いだね」
首に鼻を近づけて匂いを嗅ぐ永田さん。
「ちょ…っ、やめてくださいっ」
身を捩っても、体に力が入らない。
でも、簡単に離れてくれたと思うと、体を反転させられて、洗面台に座らされる。
「北山くんの話をすれば、藤ヶ谷くんが心を開いてくれると思ったんだけど…素直で助かったよ」
「…な、に？」
「北山くんのガードが固いから、だったら藤ヶ谷くんに近づこうって思ったんだ」
ひろのガード？
「ど…退いてくださいっ」
とにかくトイレから出たい。
「いい匂いだし、綺麗だし…酔って顔が真っ赤なとこも、見せる笑顔も全部、可愛い」
両手を掴まれ、自由を奪われると、鏡に張りつけにされて…あっという間にキスされた。
「ん…っ、んん〜っ…っ」
舌でこじ開けようとするのを、必死に唇を結んで侵入を拒否。
「何してるんですかっ！」
マネージャーの声がして、俺から永田さんを引き離してくれた。
吐き気が込み上げて、洗面台から転がるように降りて、個室のトイレで吐いた。
アルコールが胃液と一緒に逆流して、喉を焼き尽くすように熱い。
吐き気が治まると、今度は洗面台に突っ伏して水で洗って唇を擦る。
「ひどいなぁ。吐いただけじゃなくて唇も洗っちゃうの？気持ちよかったでしょ？」
悔しさに…気持ち悪さに涙が込み上げる。
目を閉じると、体をグルグル回されてるみたいに揺れる。
「その口、黙りましょうか」
凄い音がして静かになった。
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kmf2kkrtmm(プロフ) - ヒロロさん» 昨日、藤北で書いててこっちが書いてなかったので更新〜。瞼にキスは脈ありだよね〜。キスしちゃったけど、もう少し告白後のほっこりを書いて、続編に行くよ〜。次のお話でね( *´艸｀) (2018年10月21日 8時) (
レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロロ(プロフ) - うぅ〜(´;ω;` )こっちも拒絶されたって思っちゃうよね〜(T^T)本当に謝らないで〜！でもね、瞼にキスは脈アリでしょ〜(*´艸` )初キスが楽しみだぁ〜♪ (2018年10月20日 8時) (レス) id: ea60697d88 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - ヒロロさん» おはよう♪これはリクエストのお話。内容は私の妄想だけど(笑)めぐり逢いとは別枠でここだけで読んでいいかも( *´艸｀) (2018年9月9日 10時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まほままさん» 萌え散らかしちゃいましたかぁ( *´艸｀)ここは毎度の如く、キス止まりですので〜っ♪ (2018年9月9日 10時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロロ(プロフ) - おはよー！「初めてのキス」かぁ〜。絶対キュュンってなるな(〃ω〃)ひろへの第一印象ww まぁ、確かに小さいのに存在感大きいしねww 好きって気付いちゃったほうが楽だよね〜。どうなるんだろ、ﾄﾞｷﾄﾞｷだぁ〜(*´∀`)ﾉ (2018年9月9日 9時) (レス) id: ea60697d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともみ
| 作者ホームページ：http://yaplog.jp/kmft2_kitafuji
作成日時：2018年2月4日 11時
