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〜宏光Ｓｉｄｅ〜
横尾さんからの電話の後。
常連の田上さんに急用ができたと言って、帰らせてもらった。
太輔のアパートに向かう。
タクシーを使い、アパートに着いた。
すると、りくから電話がかかってきた。
階段を上りながら電話に出る。
『宏光、今どこだ？』
「もう着いた」
ドアを開けて中に入り、太輔の上に乗るりくが目に入った。
「退け」
突き飛ばして、太輔に駆け寄る。
「太輔、大丈夫か？」
「ひろ…っ」
表情を歪める太輔。
「どうした？」
「頭痛い…っ」
「横になれ」
太輔の頭を撫でると、目を閉じて…少しして寝息が聞こえてきた。
「薬は効かないんじゃないのかよ」
「薬？飲ませたのか？」
「…ああ」
りくを睨みつける。
「宏光のお気に入りの客を奪おうと思ったんだよ」
何だ、それ。
その時、りくの電話が鳴った。
「…もしもし…事務所に戻るよ」
相手は横尾さんかな。
「…悪かった」
電話を切ったりくが謝る。
「そう思ってるなら二度とするな。こいつは…大事な奴なんだ」
りくが出て行って、太輔と２人きりになった。
何もなくて良か……。
「良くねぇ…」
鎖骨に散る鬱血の痕。
ﾌｯ。
太輔の目が開いた。
「…ひろ？」
「おぉ。俺はここにいるよ」
「…あの人は？ひろの代わりに来た人…」
「もう帰らせた。ごめんな、遅れて」
「良かった…最初は優しそうな人だったのに、急に怖くなって…眠くないのに眠くなって…っ」
りくが飲ませたのは睡眠薬らしい。
でも、太輔にはそれが効かない。
「なぁ、太輔」
「何？」
「眠れない理由…聞いてもいいか？」
起き上がる太輔の背中を支えて、ベッドの端に腰かけた。
「…あのね」
その続きを待った。
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まゆか(プロフ) - 寝れない理由がわかって、よかったのかな？！みっくんは もう好きが溢れちゃってるし このまま 眠れるようになればいいな (2021年8月15日 21時) (
レス) id: 067fff2370 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まゆかさん» 更新しましたぁ♪♪みっくんが頭撫でるだけで睡魔が襲ってくるとは…安心しきってますね。心も体もいずれ、すべてを委ねますからぁ( *´艸｀) (2021年7月26日 20時) (レス) id: 77fc09fa45 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 更新ありかど！よこさん あまーいお説教 よこさんらしい(笑)みっくんで すぐねちゃうたいすけくんは いいね！！また待ってます (2021年5月16日 20時) (レス) id: 067fff2370 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - みゅうさん» みゅうさん♪お久しぶりの挨拶とコメント嬉しいです〜ぅ。いつの間にか更新停止になってましたｗｗふっとお話が湧いて来るので、いつ何の作品が更新されるか私もドキドキしてますｗｗ他の作品も更新頑張りますね♪ (2021年5月16日 14時) (レス) id: 77fc09fa45 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まゆかさん» 更新停止になってますね〜苦笑いつもコメントありがとうございます。更新しましたよ〜ｗｗ横尾さんのお説教甘い気もするけど、彼には彼の生き方や事情があるのでお許しをｗまた、停止にならないようにします〜( *´艸｀) (2021年5月16日 14時) (レス) id: 77fc09fa45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともみ
| 作者ホームページ：http://yaplog.jp/kmft2_kitafuji
作成日時：2020年6月25日 8時
