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「ひろだけ行ってきていいよ」
「何だ、それ」
グイッ!
ひろに抱きしめられた。
「ちょ…っ、離れてっ」
「嫌だ」
「公園、行ってきていいよっ」
「やめた。俺だけ行ったって、楽しくねぇもん」
たいぴも…一人で留守番は嫌だけど…(._.)
「太陽の光、浴びたいんじゃないの?もっとキラキラしたいんじゃないの?」
「( ,,`・ω・´)ンンン?何それwwそんなんじゃねぇよ。姫がなんか落ち込んでるから気分転換に外行こ
うぜって誘っただけ」
たいぴの為に…?
「なんで落ち込んでんの?」
「…笑わない?」
「おぅ。言ってみろ」
「……今日の運勢が最悪だから」
「…はい?」
「たいぴは誕生月の中で最下位なの」
ハッ!Σ( ̄□ ̄|||)
ここでも最下位になっちゃった(´;ω;`)
「ひろは逆で1位、今日の運勢は絶好調…なのに、たいぴといるせいで」
「なんで、姫のせいなの?」
「さっきから…ケガしてる」
「ん?ケガ?」
「ベッドから降りる時」
「あれは、手を付く位置を間違えただけだろ」
「食器持っていく時だって、角に小指ぶつけて悶絶してたし」
「俺がドジなだけだろww」
「たいぴのミルクティー淹れてくれる時だって…お湯かかって火傷したし。全部、たいぴと一緒にい
るから。だから…「離れろって?」
ひろが言葉を被せる。
「占いは否定しないけど、それを理由に姫から離れる気はないから」
「……ひろ」
「たまたまタイミングが悪かっただけだろ。それを全部、自分のせいだなんて思うな。それを理由
に、寂しい気持ちに、不安な気持ちから目を逸らすなよ」
「だって…きっと、たいぴが受ける悪い運勢が全部、ひろに向かってる」
「じゃあ、全部俺が受け止める」
「ダメっ!」
「姫が危ない目に遭うよりはいい」
「そんなの…ダメだってばぁ」
「ダメじゃない。俺は何が合っても、姫と一緒にいたいの」
…そう、言われてしまったら。
もう…何も言えない。
だって…何があっても一緒にいたいって思うのは、たいぴもおんなじだから。
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まほまま(プロフ) - そーなのよ、雑誌もたくさん出るから大変。全部は買えないから玉ちゃんが表紙のやつだけでも全部買うの!映画なんてこの先あるかわかんないからね。ここのたいぴはめっちゃ可愛いね!公園の親子も羨ましいわ。ちなみに私は占い気になるから逆に見ないのよw (2019年5月25日 0時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まほままさん» 最近、玉ちゃんの雑誌の表紙やTV番組が多いよね〜。まほままさん、大変だろうな〜、集めるのって思いながら、日々を過ごしてる( *´艸`)占いは〜、私も気になるww予告通り、完結〜。今度は恋文、頑張るよ〜。あ、メッセありがと。返しま〜す♪ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - 来たな新作〜♪朝の占いでここまで壮大に話広げられるのはともみさんの才能よね〜!ひろがちょっとしたケガ?したのはたいのせいじゃないのに、悩んじゃうたいがめっちゃ可愛い〜!今日はプレバトからのゴチ見てる〜。メッセージ読むねー! (2019年5月23日 20時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まほままさん、メッセージ送ったので読んで〜( *´艸`) (2019年5月23日 19時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともみ | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/kmft2_kitafuji
作成日時:2019年5月23日 8時