幸せのバロメーター -北藤-

３０％＝ほろ酔い ページ3

〜太輔Ｓｉｄｅ〜

今日は、ひろとたいぴと、紺野さん…って人との飲み会。

仕事が少し早く終わって、待ち合わせの居酒屋に先に着いた。

ひろにメールする。

『先に着いたよ。待ってるからね 太輔 』

〜〜♪♪

すぐに既読がついた。

「ふふふ( *´艸｀)」

マネージャーの車の後部座席でスマホを見ながらニヤニヤしてるたいぴ。

「北山さんからのメールですか？」

「うん♪♪もうすぐ着くって。マネージャーは？一緒に飲む？」

「僕も飲んでしまうと、運転できませんのでｗｗ」

「あ、そっか〜」

残念…。

クラクションを鳴らされた。

「佐久間さんの車が到着したみたいですね。藤ヶ谷さんは先に降りてください。車を停めてきますの

で」

「わかった」

車を降りると、ひろがたいぴに向かって手を振る。

「紺野さん、もう来てるみたいだ。姫は初めましてだろ？」

「ん…だから、緊張する(一一")」

「大丈夫。気さくで優しい人だから」

「ひろに本を貸してくれた人でしょ」

「そうそうｗｗよし、入るぞ〜」

その前に。


ｸｲｯ！


「おわっ！」

ひろの腕を掴んで引き止めた。

「ねぇ、キングでいればいい？やっぱり第一印象は大事だし」

「あの人は多分、キングも姫も受け入れてくれるよ」

「そうかな…ＴＶで見たことあるだけで、話したことも会ったこともないから緊張しちゃう(._.)」

「だから、初めましての飲み会なんだろｗｗほら、行くぞ」


中に入って、店員さんとひろについて行くと、奥の個室に案内された。

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