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JK「AAA」
『ん?』
JK「やっぱり英語じゃなくて数学で80以上でいい?」
『ふふ、そう言うと思った笑 ジョングク英語苦手なのに80はきついもんね?』
JK「やーバカにしてる?でも、数学は絶対取れるから。」
『うん、がんばってね。』
JK「取れなくてもデートはするけど。」
『そんな意気込みじゃ点数取れないよ。』
JK「そっかそっか。じゃあまじで頑張る。Aとのデートが待ってるなら♡」
『語尾にハート見えた気がしたけど。』
JK「つけたもん。あ、明日家来て。」
『勉強するの?』
JK「え、ちがういちゃいちゃしよ、痛ッ」
さっきテスト頑張るって言ったばっかなのにほんと…ばかうさぎめ。
1発頭を叩いてやった。
『もうあんたみたいなド変態は置いて先に帰る。』
JK「ちょ、ごめんって。」
『ついてくんなばか。』
JK「やだ。え、歩くの早くない?」
『走ろうか?』
JK「俺から逃げようとしないで。」
そう言ってジョングクは私の肩に腕をまわしてくる。
もう逃げられなくなった。
『や、やばい、』
JK「えっ?」
『ジョングクの力が強すぎて肩痛めた、』
JK「は、まじ!?ごめん、どこ痛い?」
私の下手な演技にまんまと騙されたジョングクは、面白いくらいに焦って心配してくる。
なんだかその姿が可愛くて。愛されているって感じる。
『うっそー。』
JK「…もう。ほんとに心配したのに。罰として俺に抱っこでもされてろー!」
ジョングクはふざけた口調でそう言うと、軽々私を持ち上げ、全力疾走し始める。
『ちょっと!こわいこわい!』
JK「まじで軽すぎ〜。」
『下ろした時覚えてなよ、うぎゃっ、』
一瞬バランスが崩れて、何とも女の子らしくない声を出してしまった。
JK「Aって前世おっさんだよな。」
『うるさいわ。はやく下ろして!!』
JK「あー軽い軽い。」
結局ジョングクは私を下ろしてくれなくて
散々周りの人に白い目で見られながらも、何とか家まで辿り着いた。
ジョングクは私をパッと下ろしたあと、怒られるのを恐れてか有り余る体力で走って帰っていった。
案外楽しかったなんて口が裂けても言えないな。
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ルル - 殺しにかかっていますねぇ!無事に死にましたけども!!!!! (2022年8月18日 23時) (レス) @page50 id: 878ac2fc15 (このIDを非表示/違反報告)
ジン:ユンギ - きゃー!ジョングガ!てめえ、どんだけ甘いんだ!ユンギ!お前、グクに塩を加えて丁度良い味にしてやれ!ユンギ:ヒョン.....そんなことする必要ないよ。俺は甘いグク が好きだ。ジン:ゑ? (2020年9月21日 20時) (レス) id: 01400b95f4 (このIDを非表示/違反報告)
ssjぺん - はにくんきたああああああ!!!!!CARATなので嬉しいです!!少しARMY入ってるぐくぺんだからすごいすき (2020年7月6日 23時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し47445号(プロフ) - 私的にはもうちょっとグクに溺愛されてる感出してほしいです! (2020年7月3日 13時) (レス) id: 2e2d4047e1 (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - 美音希_Mingi_ARMYさん» そんなそんな、ありがとうございます・・・・・・ (2020年6月16日 16時) (レス) id: 7f6330a344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇむ | 作成日時:2020年6月10日 16時