子供じゃない ページ48
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『うわー！負けた！！なんで？！』
JK｢だから、アイテムは何も考えずに投げるもんじゃないんだって。｣
『もうやーめた。』
JK｢ほんと…。じゃあ何すんの？｣
『寝ますおやすみ。』
やってらんない、かれこれ2時間やってて全敗なんて。
ぐぅちゃんのふっかふかな大きいベットを拝借して、ゴロンと仰向けになる。
やばい・・・これ、まじで寝そう。
JK｢…ぬな｣
『・・・・・・んー、眠たい』
JK｢まだ11時だよ？｣
『う、ん・・・』
瞼が重い。
段々と開かなくなってきた。
そしたらベットの軋む音がして
JK｢・・・ぬなは俺の事、まだ子供だと思ってんだね｣
そう、確かに呟いたぐぅちゃんが
私の頭の両脇に手をついて覆いかぶさってきた。
もちろん眠気なんてものは一切無くなって、ただ身を捩ってみてもビクともしないことに焦りを感じ始める。
『なにして…』
JK｢ぬなはいつもこうやって、簡単に男の部屋にあがるの？｣
『それは、ぐぅちゃんだから、』
JK｢俺だって男なんだよ｣
『でもっ』
JK｢でもじゃない。今ぬなのことめちゃくちゃにしようと思ったら出来るよ。｣
言ってることは酷いようだけど、ぐぅちゃんの目にはうっすらと涙の膜が張っている。
なんでこんなことするの・・・
『怖いよぐぅちゃん・・・』
目の前にいる彼が、いつもと違いすぎてそんなことを口にした。
そしたら悲しそうな顔はするんだけど、解放してくれる様子はない。
JK｢泣くなって…｣
『ならどいてよっ…』
JK｢ね、まだ気づかない？｣
『何が？』
ぐぅちゃんが、私の頬をつたる涙をそっと拭う。
その手つきはやっぱりすごく優しくて、触れられた部分が熱い。
JK｢俺・・・ぬなのこと好きだよ｣
『えっ？』
私のことをじっと見つめて何かと思ったら
突然の告白に、頭で何度も言葉を反芻する。
JK｢やっと言えた…｣
『ほんとなの、？』
JK｢もう何年も前からなのに、なんでそんなに鈍感なわけ？｣
『信じられない…』
ぐぅちゃんが、私を好きだなんて。
今までたくさんお財布にしてきたのに？
たくさんたくさん、生意気言ってきたのに？
JK｢じゃあ、もっかい言う。好きだよAぬな。｣
『・・・私も』
あ、あれ？
今勝手に言葉が・・・
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じぇむ。(プロフ) - にこさん» 一応完結です！笑 最後まで見てくださり本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(●´▽`●) (2020年10月3日 21時) (
レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わぁ〜！完結(と言っていいんでしょうか？笑)おめでとうございます!!!これからも応援しています* (2020年10月3日 20時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - きりさん» ありがとうございますっ！！これからも更新頑張るので最後まで読んでいただけると嬉しいです〜 (2020年9月27日 22時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
きり(プロフ) - ゆながいいキャラしてて最高です笑 (2020年9月27日 19時) (レス) id: 473f5ef81c (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - ちゃっちゃんさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2020年9月14日 22時) (レス) id: 7f6330a344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じぇむ
| 作成日時：2020年8月30日 10時
