口移しとは ページ12
.
2時間くらいリビングのテーブルを借りて課題をした。
さすがに様子見行った方がいいなって再びぐぅちゃんの部屋に行くと、パッチリ目が開いているぐぅちゃん。
『起きたんだね。まだしんどい？』
JK｢え、ぬな？！なんで居るの？｣
『ぐぅちゃんママに頼まれたんだよ』
JK｢・・・はぁ。もう帰っていいよ｣
冷たっ。
別にちょっかい出したりしてないのに、そんなに迷惑なのか私。
『じゃあ、ぐぅちゃんがお昼食べて薬飲んだら帰るね。』
JK｢今何時？｣
『11時だよ。』
JK｢もう食べる。｣
うんうん早く帰って欲しいんだね悲しいよヌナ。
まぁそういう時期かって何とか割り切って、キッチンのお粥と薬をぐぅちゃんに持って来た。
JK｢ありがとう｣
『薬、少し大きい錠剤だけどちゃんと飲んでね』
JK｢・・・・・・ぬなが飲ませて｣
『うんいい、、は？』
JK｢口移し、して？｣
明らかに口調がおかしいぐぅちゃんを見ると、さっきよりも顔が赤くて、きっと熱が上がっておかしなこと言っちゃってるんだなって。
とりあえず薬は飲んで欲しいから、お粥を半分だけ食べさせて薬を渡す。
『早く飲んで寝てね、きっとよくなるよ』
JK｢だーかーらー、ぬなが飲ませてー｣
『だめです。そもそも風邪が伝染るし、飲ませるってことはキスするんだよ？』
JK｢うん、知ってる。俺ぬなとちゅーしたい！｣
・・・だめだ、完全におかしくなってる。
まるで酔っぱらいの相手でもしてるみたい。
『いいから早く飲みなさい！』
JK｢ひっ・・・｣
しつこいから、ガツンと言った私に少し狼狽えたぐぅちゃんは、やっと自分で薬を飲んでくれた。
その後すぐに深い眠りにつき、私は溜息をつきながらもリビングに戻った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じぇむ。(プロフ) - にこさん» 一応完結です！笑 最後まで見てくださり本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(●´▽`●) (2020年10月3日 21時) (
レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わぁ〜！完結(と言っていいんでしょうか？笑)おめでとうございます!!!これからも応援しています* (2020年10月3日 20時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - きりさん» ありがとうございますっ！！これからも更新頑張るので最後まで読んでいただけると嬉しいです〜 (2020年9月27日 22時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
きり(プロフ) - ゆながいいキャラしてて最高です笑 (2020年9月27日 19時) (レス) id: 473f5ef81c (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - ちゃっちゃんさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2020年9月14日 22時) (レス) id: 7f6330a344 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じぇむ
| 作成日時：2020年8月30日 10時
