君とただ、甘い時間を過ごしたい

episode_37 ページ37

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Youside




イケメン完璧社長ジョングクと付き合って約1週間。




私はこの度、チョングループソウル本社の受付になりました。






なぜかスアも受付で、二人一緒だって聞いた時の安心感と言ったらもう…






それで今日からさっそく仕事が始まるんだけど、とにかくやばい……用意された制服が。



なんかやけにピタってしてるし色がまず薄ピンクで軽くナース服だしなにこれ。









SA｢ねぇA、なんか制服えろくない？｣




『それ思った。誰が決めたんだか。』









仕方ない。用意されたものなんだからと諦めて、スアとロッカールームから出た。









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SA｢人多すぎて目回りそう…｣




『前の会社の何倍？朝からこの人数出勤してきてるとか大企業舐めてた。』








これじゃジョングクが出勤してきても分からないなぁ。




そう思いながら時々される挨拶を交わしていたら







JK｢待って無理何その制服えっろ、｣






そんな不束な発言と共に現れたのは、これでも一応社長のジョングク。









JK｢そんな目で見ないで｣



『朝からなんですか舐め回すように見てきて』



JK｢ごめん、可愛いからつい。｣








もしかしたらジョングクが選んだ制服かなとか思ってたけど、この反応じゃそうでは無さそう。






ふと横のスアをチラ見すると、キッラキラした目でジョングクを見つめている。





『ちょっとスア氏？』




SA｢Aの彼氏イケメンすぎるっっ｣




JK｢いや、そんな全然。僕にはAみたいな完璧彼女勿体ないくらいなんですよ｣




SA｢絶対逆ですってそれ！｣






スアったらなんて失礼な。



でもあながち間違ってないから何も言わない。








JK｢んー、そうですか？ まぁ僕にとってはAがこの世で1番なので、(笑)｣




『ジョングク、///』




SA｢ちょっとまって朝からバカップルとか無理チョン社長早くお仕事へ行ってください。｣




JK｢すみません。では、これで。｣








ゆるゆるの口元を隠そうともせず、ジョングクはエレベーターに乗り込んでいった。





あれが私の『彼氏』ね………


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