episode_29 ページ29
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JK「ほんとにごめんA...特別な関係でもないのにちょっと図々しいこと言っちゃった。」
『…』
早く言わないと…
あたってごめんねって。ジョングクは何にも図々しいくなかったよって。
なんで言えないんだろう。
JK「もう帰りたいよね。タクシー呼ぶから少しだけ待って。」
はぁ、胸がズキズキする。
目の前にいるジョングクは心做しか暗い顔をしながらスマホをタップしている。
そんなジョングクはやっぱりどのアングルでもすっごくかっこよくて。
なんでこんな完璧と言っても過言じゃない人が私に惚れたんだろうっていう疑問は、きっと墓場まで持っていくと思う。
JK「あと5分で来るらしい。」
『そう……』
JK「リビングのソファ座っとく?」
『いい、ここで待つ。』
JK「分かった…」
そう相槌を打つと一人でリビングの方へ行ったから、もう彼と会うことはないんだろうなってすこーしだけ胸を痛めていたら
ガシャン!という大きな物音と共に、ジョングクが唸った声が聞こえた。
咄嗟にリビングに行くと、頭のこめかみ部分を強く抑えながら床に蹲るジョングクとその付近に散らばるガラスコップの破片。
『何したの?!』
JK「…ちょ、っと…頭が、痛くて…」
『やっぱりもう何も話さなくていいからそこから動かないで。』
ガラスの破片が危なすぎるので、とりあえず手を切らないように片付けていく。
その時に錠剤の薬も落ちていたから、おそらくジョングクは頭が痛くて薬を飲もうとしてたんだ。
でもあまりに痛くて倒れちゃって、コップも落としちてしまったんだと思う。
綺麗に片付け終わった頃にはジョングクはもう床の上なんて気にせず眠っていて、体調管理ちゃんと出来てないの自分じゃん…って。
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じぇむ。(プロフ) - アさん» 私もです(´ー`) (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - Yellow8938さん» えぇ、ありがとうございます!!Twitterの方も宜しくお願い致します! (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
ア - 好きです。 (2020年12月6日 11時) (レス) id: c8605ddb04 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました宜しくお願いします (2020年12月6日 5時) (レス) id: 3fabd8bd69 (このIDを非表示/違反報告)
みさぴょん(プロフ) - すごい面白いです(;_;)早く続きが読みたい!! (2020年10月12日 22時) (レス) id: e02558259b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇむ | 作成日時:2020年10月9日 20時