episode_17 ページ17
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SA「ねーえー。やってみようよ」
『あんたなら150万の金額理解出来るよね??』
SA「む。じゃあちょっとスマホ貸して。」
それでホイホイ貸す人がどこにいるのよ…
スアに取られないよう、スマホを持つ手に力を込める。
SA「あーもう。じゃあ110万のドレス!」
『たかっ。絶対100万超にしたいんだね』
SA「そそ。もし買ってくれても 気が変わった って言って返品して貰ったらいいじゃん。」
『まぁ、それも確かに。』
でも、100万超をねだる女って…
流石のジョングクでも利用されてるって分かると思うし気分は良くないんじゃないかな。
そうやって躊躇ってたら、手の中からヒョイっとスマホを抜き取られる。
『あ、ちょっと!』
SA「へへーん。Aってしっかりしてそうで抜けてるとこあるから心配〜。」
『思ってないでしょ。てか返して?』
SA「やだやだ。え、相手の名前ジョングクっていうの?まさか…それはないか」
『え?』
まさかって、他にも社長やってて有名なジョングクさんがいるのかな。
とりあえずサクサクとスマホを操作するスアが心配でならない。
こういう時に、暗号かけとけば良かったって後悔するんだけど…日頃から私のスマホ勝手にいじる人なんて居ないからついつい怠けてしまう。
SA「はい、できた」
にっこり笑顔で私のスマホを返してくる。
A(ドレスの写真
Aこれ買って欲しいんだけど、だめ?
『なにこれ客に物ねだるキャバ嬢じゃん!』
SA「ははっ、言えてる(笑)
でもさ、ジョングクさんAに対しては目がないんだから大丈夫だよ」
いくらなんでも…
って思いながらも、先日の自分の言葉を思い出す。
私が離れていかないように、私の一番になって?
あぁ、私はなんて恥ずかしいことを…
少しお酒も飲んでたし、多分久しぶりに優しくされておかしくなってたんだと思う。
SA「Aー、あほ面してるけど返信きてるよ。」
『えっ』
ジョングクいいよ
ジョングク仕事終わってからでいい?
SA「やば……」
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じぇむ。(プロフ) - アさん» 私もです(´ー`) (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - Yellow8938さん» えぇ、ありがとうございます!!Twitterの方も宜しくお願い致します! (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
ア - 好きです。 (2020年12月6日 11時) (レス) id: c8605ddb04 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました宜しくお願いします (2020年12月6日 5時) (レス) id: 3fabd8bd69 (このIDを非表示/違反報告)
みさぴょん(プロフ) - すごい面白いです(;_;)早く続きが読みたい!! (2020年10月12日 22時) (レス) id: e02558259b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇむ | 作成日時:2020年10月9日 20時