君とただ、甘い時間を過ごしたい

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結局2人で恋愛映画を選んだ。



そして今すんごいラブシーンが繰り広げられている。





ジョングクのテレビ、すごく大きいからリアルさ増すな…









JK｢なんかAとこういうの観ると恥ずかしい｣



『それ、初対面で求婚してきた人が言うことなの？』






ジョングクの恥ずかしいの基準、絶対おかしい。



彼も自覚してるのか自嘲気味に笑ってるし。









JK｢……A｣



『ん？』



JK｢僕が入口にいた時、目合ったの覚えてる？｣






あぁ、やっぱりあの時目合ってたんだ。






『覚えてるよ。』





私がそう言うと、ジョングクは嬉しそうに笑う。







JK｢良かった。あの時目さえ合ってなかったら、僕は今頃ジミンと仕事の話でもしてるんだろうな｣




『ジミン？…あ、秘書の？』




JK｢そう。ひよこみたいで可愛いんだよ。｣







ジミンさんのことを話すと、ジョングクは楽しそうな顔をする。



よっぽど厚い信頼関係にあるんだろうな。







JK｢Aは職場で仲良い人いないの？｣




『いるよ。スアって子はすごい心配性で、あとはナムジュンとよく飲みに行ったりするかな。』




JK｢…ナムジュン？男？｣




『うん、同期なの。』




JK｢・・・ふーん。｣








自分から聞いてきたくせに何その反応、薄。






てかちょっと自分のこと話しすぎたかな…


私は付き合ってない相手に自分のことを話すタイプではない。



だけどジョングクの柔らかい雰囲気に釣られてついつい話してしまった。


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