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episode_11 ページ11

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Youside




私の言葉に、流石のジョングクも少し動揺する。



だけどすぐにもとの表情に戻って




JK「僕がAの頼みを断れないの、知ってるでしょ?」



そう言ってふわりと微笑んだ。









なんで?


なんでこの人はここまで私に執着してくるの?



別に特別な思い出もないし、ましてや私の性格を知り尽くしているような古い仲でもない。



なのになんで…








『・・・ありがとう』



JK「うん。そろそろお腹いっぱいになった?」



『なったよ』



JK「・・・じゃあ僕の家来る?」









___








JK「そこら辺に座ってて。飲み物持ってくる。」








ヤンコチのお店を出て、ジョングクの家に来てしまった。




そこら辺に座っててって…広すぎてどこに座ればいいか分からないんだけど。




家具も一つ一つ外国から取り寄せたような高級品ばかりで、ソファなんて何これ、何の動物の皮?








JK「なんで突っ立てるの(笑) とりあえず紅茶入れたけど、いいかな?」



『いや、広すぎて…ありがとう紅茶。』








ジョングクは私が中々座れなかったソファにスっと腰掛ける。





JK「隣来て。」


『う、うん』




小声で失礼しますなんて言いながら座ると、またくすくすと笑われた。





JK「・・・可愛い」



『どこにそんな要素が、』



JK「Aは何曜日が仕事休み?」



『土曜日は絶対休みだけど、それ以外の日は休みの予定でもいきなり呼び出されるかな。』





この土曜日確定のお休みもどれだけ苦労して手に入れたか。





JK「酷い会社だね・・・僕の会社は週に2日、好きな日に休みを取ってもらってるんだ。」



『なにそれすごいね。』



JK「まぁ流石に大事な商談とかは来てもらうけど。
どう?超ホワイト企業じゃない?」





片方の眉毛をクイッとあげて、自信満々に私を見つめてくる。






『いい会社の社長やってるんだね。』



JK「でしょ?Aならいつでも受け入れてあげるからね。あ、僕の秘書になる?…いやそれはジミンが怒っちゃうか。」









なにやら一人で勝手に、私が転職することを考えてるらしい。



するなんて言ってないのに…









『せっかく家にあがらせて貰ったから、仕事の話はしたくないかな…』




JK「あ…そうだよね、ごめん。じゃあ映画観る?」




『うん、ホラーはなしだけどね。』



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じぇむ。(プロフ) - アさん» 私もです(´ー`) (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - Yellow8938さん» えぇ、ありがとうございます!!Twitterの方も宜しくお願い致します! (2020年12月6日 14時) (レス) id: 1f98f488e3 (このIDを非表示/違反報告)
- 好きです。 (2020年12月6日 11時) (レス) id: c8605ddb04 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました宜しくお願いします (2020年12月6日 5時) (レス) id: 3fabd8bd69 (このIDを非表示/違反報告)
みさぴょん(プロフ) - すごい面白いです(;_;)早く続きが読みたい!! (2020年10月12日 22時) (レス) id: e02558259b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じぇむ | 作成日時:2020年10月9日 20時

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