壊れた男の子…。【忍たま】 (ページ7)

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五十一話ページ7

庄「別に先輩のせいではありません。

僕はA先輩を学んで

学級委員長として守っているんです。」

『…！』

庄「僕はいつもA先輩に守られているんです。

だから、今度は僕が守ろうと思い、守りました、」

『庄左ヱ門…』

凄いな、

一年生なのに…

俺五年生なのに…

次「俺も同じ意見です。」

『え…三之助…！！！大丈夫か！？！？』

次「あ、はい！なんとか大丈夫です！！」

三年生も凄いな…。

猪「庄ちゃん…」

鶴「次屋先輩…」

庄「どうしたの？乱太郎」

猪「大丈夫なの！？」

鶴「次屋先輩は大丈夫ですか…？」

次「あ、あぁ大丈夫」

次「先輩達どうしたんだろうな…」

…

『また妖術だ。』

猪「妖術…？」

『妖術で上級生全員は操られている

善法寺先輩は違うらしいけど、』

善「あぁ、そうなんだけど…

どうしてだろうね」

『さぁ』

正直呆れた。

やっぱり信じるんじゃなかったな

って後悔してる。

善「三之助と庄左ヱ門、こっちに来て、包帯を変えるよ」

庄「あ、はい！」

次「分かりました」

『でも、もう正直もう良いやって思ってます。』

言葉をかけて

必死に戻そうと思って

ずっとかけてたけど、

戻らないし、

何より「煩い」で

終わってしまう。

この時点ではもう戻らないだろう。

庄「…諦めちゃうんですか？」

『俺にとってはもうあんな奴ら…

信じたくないよ…。』

猪「…！！」

『もう疲れたんだ。もう嫌なんだ。』

鶴「…！！」

善「わお…」

裏切られた。

でも裏切った原因は

天女。

そんなの分かってた。

でも

だんだん天女のせいだと

考えることが出来なくて、

本当に疲れてきた。

雷「あれ〜？そこに居たの〜？」

『…お前はｯ…！！！』

ｸｿｯ…

ここに来たなんて…！！！

雷「ねぇ〜？それより元気？

今の気持ちはどう〜？」

鶴「天女様…、！」

…ｯ

どうすれば…！！！

最悪だ。

なんでこの時に…！！！

『何しに来た…？』

雷「え〜？そりゃあ伊作くんが妖術にぃ

かかってないからぁ

かけに来たんだわ餓鬼」

『…ｯ…！！、』

猪「嘘だ…」