検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:6,732 hit

五十話 ページ6

『伏木蔵は…大丈夫?』



俺が寝てた二日。




この二日の間に




絶対下級生はなにかあったはずだ…。




鶴「僕は大丈夫なんですが…庄左ヱ門と次屋先輩が…!!」




『…えッ…!?』




嘘、



嘘、だ…!!




善「ッ…!」




『二人はッ…!!大丈夫なのかッ…!?』




そこには…




横たわる





包帯だらけ、





包帯が巻かれた





二人の姿があった。





いくらなんでも





流石に酷い…!!




猪「庄ちゃんと次屋先輩は


私達を守ってくれたんです…、」



『そうなんだ…』





妖術ってやっぱり





人を狂わせるものなんだな。




『は、はは…、』



鶴「A先輩…?」




『これからはさ、俺が守るから…


暴力を振られる時は


俺を呼んで。助けるから。』





もうこれ以上





下級生には





被害を渡らせたくない。





だから、…




『お願いね。』




猪「でも、それじゃ…!!」




『いやもう大丈夫だから…』



あぁ、また




今日から同じ生活が始まる。



暴力や





暴言等。





又は




殺される。





妖術をかけてる天女は






"殺せ"という命令を





出す可能性がある。





正直慣れた。





善「…僕もなにかさせて欲しい。」





鶴「伊作先輩…」





善「最上級生として、僕も君達を守ろう。Aもね。」










『…何かの償いですか』





善「勿論さ。


僕がAにやった分のお詫びとして


Aも必ず守る。」






…信用が無い言葉。






『…そうですか。』





そうやって貴方は





守れるのか。





そうやって言って






守れなかったら、





…正直今の所は







ほんの少し貴方を信用している。






でも裏切った時は






上級生全員は誰も信用しない。





絶対に。




『それより、庄左ヱ門と三之助は…』




庄「…ん…ここは…?」




『!?庄左ヱ門…!!』





庄「あ…A先輩…大丈夫ですか…?」




『大丈夫だからっ…庄左ヱ門は大丈夫…!?』





正直1年生が







ここまでやってくれてんだ。





守ることを。





だったら次は俺が守る番…



でも




庄「はい、なんとか…」




『ッ…本当にごめんなッ…!』




俺のせいでこうなったんだ…





庄「…何故、謝るのですか…?


別に先輩が悪いって訳じゃないのに…」


『でもッ…俺のせいで…!』

五十一話→←四十九話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
設定タグ:忍たま乱太郎 , 天女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

酸化物質(プロフ) - うかさん» ありがとうございます(TvT ) (7月20日 22時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 何時までも待ち続けますね!!! (7月20日 22時) (レス) id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - うかさん» 頑張って更新するのでお待ちを…… (7月20日 22時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - みこちさん» \(^o^)/♪でも心は消え始めてますよ…… (7月20日 22時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - うわぁぁぁ続き気になる (7月20日 22時) (レス) id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:酸化物質 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d4b70e52081/  
作成日時:2023年5月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。