壊れた男の子…。【忍たま】 (ページ3)

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四十七話ページ3

『なんでこういうことをした？』

浜「…ｯ…先輩方！！！」

先輩…方…？

今「え？」

黒「先輩…方？」

浜「悪者が来ました！！！」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

鉢「ﾁｯ…またお前か」

海「馬鹿なことを…」

竹「さっさと返り討ちにしてやる。」

…

『庄左ヱ門と彦四郎は先行ってて』

黒「え、でもA先輩が、、」

『大丈夫』

今「大丈夫じゃないですよね！？」

『本当に大丈夫だから。』

ここにいる悪者は

俺だけでいい。

『お願いだから、先行っといて、』

今「分かりました…」

黒「…はい」

庄左ヱ門は気に食わそうな顔をしながら

彦四郎と共に去っていった。

＿＿＿＿＿＿

『さて…と、何か用？』

ここにいるのは

ただ1人。

悪者呼ばわりされてる俺だけ、

はぁ…

お馴染みの五年生方ですか。

また、ついでの海加さんですか

またやられるのか

尾「また天女様を虐めたんだって？」

久「何がしたいんだ。」

はいはい

またか

『…馬鹿なことを』

海「は、馬鹿？」

鉢「それはどっちだろうな？」

不「お前だけには言われたくないな」

…不破がお前呼びとは…珍しいこともあるんだな

『集団でしか虐められない奴に

一番言われたくなー』

鉢「…なんだお前」

尾「巫山戯るんじゃねぇぞ」

…結局そう言って後悔するのは

あんたらなのに…。

海「覚悟しろ。｣

『…勝手にしろ。』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

鉢「ﾊｯ…結局その程度か…」

海「…」

八「馬鹿はそっちだな」

不「愚かな奴。」

久「…」

尾「ざまぁ」

『…ｶﾞﾊｯ』

久しぶりだなぁ…

この感覚…

色んな視線。

冷たい視線や

ゴミを見るような目

睨まれてる視線

等。

色んなことをされた

記憶があるなぁ…。

あはは…

一旦医務室に…

＿＿＿＿＿＿＿

医務室

『手当…を、お願い、します…』

善「どうしたんだい！？その怪我は！！」

『ぜ、善法寺先輩、、』

善「さぁ、こっちへ！！！」

『あ、ありがとう…ござい…ます』

善「乱太郎！！包帯を！！」

猪「分かりました！」

『あり…が…とうね…』

善「無理に喋るのは辞めてね？」

『え…あ、はい』

ﾊﾞﾀｯ

そんな言葉を聞いて

倒れてしまった。