壊れた男の子…。【忍たま】 (ページ18)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:6,733 hit

六十二話ページ18

海加side

雷「ふーん…糞天女(私の事)ね…」

海「ッ！？」

やばい、思っていたことが

口に出てしまった。

雷「そう思うんだったらねぇ…？」

海「…？」

そう思うんだったら…？

雷「もう一度苦しい目に合ってもらおうかしら。」

海「は？それってどういう…？」

そこで私の意識は途切れた。

＿＿＿＿＿

雷雨side

海「天女様。何なりと申しを。」

海加をもう一度妖術をかけた。

私の事を糞天女とか言うからよ。

雷「今はどっかに行っといてちょうだい。」

海「はい。分かりました。」

正直自分の作戦は上手く行っている。

私の目的はただ、

"あの子の心を壊すだけ。"

というかもう達成してる気がするけど。

というかあの子には

信頼している人からの

裏切りが一番良いでしょう。

雷「ﾌｯ」

笑えるわ

＿＿＿＿＿＿＿

Aside

もう嫌だな…

疲れた…

…！！

土「何回言ったら分かるんだ。巫山戯るのでは無いｯ！！」

摂「痛いです…土井先生ｯ！！！」

きり丸が…！！

きり…丸が！！！

土「煩いぞ！！」

『ﾊｯ…痛った…き、きり丸…！！』

土「…！！」

摂「え、あ、し、霜月A先輩…」

『だ、大丈…夫か…？』

摂「A先輩こそｯ…！！

頭血出てますよ、？

それに腕の袖から血が流れてｯ…！」

…あれ、本当だ

…なんで気付かなかったんだろ

『あぁ、大丈夫さ』

摂「大丈夫じゃないですよｯ！！！」

土「煩いぞ！！それぐらいも知らないのかｯ！！」

こんな…喋り方

土井…先…生じゃない

摂「ﾋｯ!!!」

『とりあえずきり丸は逃げて』

摂「でもA先輩がｯ！！」

『"大丈夫だから"』

摂「…ｯ…一緒に逃げますよ！！」

『えｯ…あｯ…』

土「待て！！」

『だったら…！、』

俺がきり丸を抱擁して…

持って行くしかない

これぐらいだったら少しは逃げれるだろう。

摂「えｯ…早いｯ…」

『そりゃあもう五年生さ、

これぐらい普通なんだ』

摂「へぇ…ｯて…土井先生もう近付いてますよｯ！！」

『ｯ…！！』

あ、廊下…

廊下に行って屋根に飛ぼう、

そうした方が良い…でしょう。

多分…