壊れた男の子…。【忍たま】 (ページ12)

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五十六話ページ12

海「それは…ごめん…」

黒「「ごめん」では済むとは思いません。

こんなにボロボロになってしまった。

しかも僕達の為に。

本当に最低かと思います。」

海「ｯ…！」

黒「それだけの謝罪で

この前元気だったA先輩は

戻って来ません。

A先輩は貴方を信用していたのに

裏切るなんて…最低です。」

海「ごめんよｯ…。」

新「ついでに言うが…A君は目を覚ますのは難しい…。」

海「ｯ…！！」

鶴「庄左ヱ門…」

黒「僕は本当に許せない。

でもまた治してくれるのなら…

考えてみましょう。」

海「…それさっき、

Aの母親に会ってきて

「治す」と約束した。」

猪「A先輩の母親…？」

鶴「もう死んだって聞いた…スリルとサスペンス〜！」

黒「伏木蔵、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ」

鶴「ごめん…」

海「夢の中で会った。」

猪「なんか凄いですね…」

そんな話をして時間が経った。

＿＿＿＿＿＿＿＿

1週間後

伝「A先輩は目を覚まさない。」

任「あぁ、そうだな、…」

伝「…左吉は先輩方や天女を

許せると思う…？」

任「勿論許せる訳ないよ

早く勉強を教えて貰いたい。」

伝「早く目を覚ましてくださいね。」

＿＿＿＿＿＿＿＿

2週間後の天女の様子。

雷「Aってば、

まだ目が覚めないんだって〜！

ねぇ？八左ヱ門？」

竹「そ、そうですね…」

尾「おい、ちゃんとはっきり言えよ

天女様の前なんだから堂々としろ！｣

竹「ごめん、」

竹谷八左ヱ門はとても混乱していた。

というか妖術が解かれていた。

そして

食満留三郎もだった。

食「(こんなことしてる暇があったら

早くAに会いに行きたい…)」

竹谷「ちょっと…厠行ってきてもいいですか？」

雷「勿論よ、あ、留三郎も行きたいのね、

行ってらっしゃい」

＿＿＿＿＿

食「…俺はAに会いに行ってくる。」

竹「…！！俺も行きたいです…！！」

食「お前…妖術が取れたのか…？」

竹「なんか取れました」

食「そうなのか…(？)じゃあ医務室行くぞ。」

竹「はい」

＿＿＿＿＿＿＿＿

保健室

食「Aｯ…、？、」

…そこには

ボロボロのAが居た。