壊れた男の子…。【忍たま】 (ページ2)

今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:6,749 hit

四十六話ページ2

Aside

可笑しいなって

思った。

最近

雨が降ったり

曇りが多かったりと。

なんか可笑しいと思った。

はぁ…。

また。

またあの日に起きたこと。

…

一旦歩くか、、

『はぁ…。』

正直

こんなこと言ってるけど

何が起こってるか分からない…、

でもなんか

あの日の感覚がする。

一旦食堂、、、

＿＿＿＿＿＿＿

食堂

Aside

食堂の中心に

人集り。

あの日と同じ光景を

見たことがある。

やっぱり

その中心に行くと

この前見た少女。

天女だと疑われる

【雷雨】が居た。

雷「あの子はだぁれ？」

またあの時と同じ言葉

『えっ…や…』

鉢「こいつは霜月Aと言います。」

海「あんたも挨拶してよ」

あぁ…

また同じ言葉。

また

あの時の出来事。

あーあ

結局変わんない。

『こん…にち…、は…』

天女…

雷「…」ﾆｺｯ

偽笑顔。

あぁ、

怖い。

怖すぎる。

挨拶なんて

怖すぎて出来ないよ

震える

ねぇ…

ねぇ…！！！

俺は結局

あの日と同じ時間、日常

を過ごせってことか

結局変わらないね。

『じゃ…あ、では…』

心の中では

余裕に話せてるのに

いざとなると

結局話せない。

一旦外に出よう…。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
校庭

Aside

『…』

浜「…」

黒「痛っ…！！辞めてください！！！」

今「そうですよ！！！」

庄左ヱ門と彦四郎が

えっと…

浜守一郎だっけ

その人に殴られてる。

助けに行こうかな。

いや、、良いや

浜「次は苦無で…！！！

…！！！」

黒「A先輩！！！」

今「ｯ…あｯ…！！！！」

『痛っ…た…』

あれ、なんで止めてるんだろう

なんで痛みを感じてるんだろう

さっきは止める気持ちなんて

無いのに。

痛みなんて、

あの日からずっと

そんな痛さとかは感じなかった。

なのになんで…

もうよく分からないや。

＿＿＿＿＿＿

これから少年を

待ち構えているのは

地獄。

それとも天国？

いや

地獄だね。

少年は今日自分の心を壊した。