ゆうなぎ。の趣味が集まる短編集

＊（ピーターver.の続き） ページ25

帰ってからも、トリックとロレッタの結婚話(冗談)の話で持ち切りだった





「えーー！！あのトリックとロレッタが結婚？！笑 大人ってわかんねぇなぁ…」





と、チップが考え込み





「あいつらじゃ無理だろ」




と、ゴールドが冷静に突っ込む





「私には関係ないもん…」





と、ヤキモチ妬いてるジュジュビ…





「ヤキモチなんか妬いてないわよ」





「ごめんなさい…って痛い痛いうわあああ」





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「って大丈夫かA…」





「うう、同期が鬼だった〜」




私はジュジュをからかいまくり、そのせいで絶賛船の中で鬼ごっこ←





ではなく追いかけられています。





そこをたまたま通りかかった後輩のピーターの部屋に匿ってもらっている





後輩、と言っても年は1個下で、近いので特に敬語で話すとかではないけれども。





「というか、何言ったんだよジュジュビエーヌに」






椅子に座り、呆れた様子でピーターは尋ねる






「ジュジュにはファビアンがいるから大丈夫だよね〜って。あと、カッテーナもいるじゃんって」






間違ったことは言ってないよ？と付け加えると





「たしかに笑」





と、ピーターは納得して頷いた





「でも、俺はカッテーナを応援してるからな〜」





たしかにカッテーナはジュジュビエーヌの前だとデレデレで応援しがいあるし





ほんと優しくていいやつなんだけどね





「あら、私はジュジュを応援してるからファビアンかな〜」





ジュジュの気持ち的にはファビアンだから、私的にはあの色男な妖精に頑張ってほしいかな






「まあ、どっちと結婚してもジュジュが幸せならそれでいいんだけど…





あの子、海賊は結婚なんてしちゃいけない。なんて思ってるからなぁ…」







変なとこで意地張るのよね






でも、不器用ながら真っ直ぐな彼女には支えが必要なの





私だって、ずっとジュジュのそばにいるわけじゃないし…






だから。そこをなんとかしなきゃね〜







なんて、笑っていると






「Aは結婚とかしないの？」






と、ピーターが急に真剣な顔で聞いてくる






ちょっとびっくりしたものの、






「そうね〜、私はしたいわよ」





と、軽く答える





そりゃ女の子なら憧れないことはないだろうさ




と、付け加えて。

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