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「はいはい、それじゃあそろそろ最後の質問ね〜」
意外にも、いろんな人がたくさん質問をしてくれたおかげでもうすぐ船に戻る時間になっていた
はーい、と何人かが手を挙げている中
「じゃあ、そこのレディにしようか」
と、ホラウソーが1人の女の子を指す
その可愛らしい子はニコニコしながら
"お二人には好きな人とか結婚したい人いますか?"
……
「はっ?!///」
「意外と重いのきちまったなァ」
そう言って笑った
「なんでまたそんなことを?」
"昨日ロレッタとトリックが結婚してたので笑"
「いや、あれは冗談で…」
"知ってます←"
「じゃあ言わなくても…」
ポルト・パラディーゾの住人はこういうの好きなの忘れてた…
さて、どう答えようか…なんて思っていると
「俺はこいつと結婚するさァ」
「えっ?//」
隣から意外な言葉が。
一瞬びっくりしたものの、相手がホラウソーだということを思い出す
「でも、嘘でしょ…?」
彼の目を真っ直ぐに見つめて
彼のことだ。すぐに嘘だ、と言うだろう
そう思っていたのに。
「お前らじゃあーな、俺は別の場所に探しに行くぜ〜笑」
ポンポンっと頭を撫でられたかと思えば、彼は住人達のあいだを通って行ってしまった
残されたのは顔が真っ赤な私だけ。
住人はキャー、なんて黄色い悲鳴をあげてる中を
「え?え?どういう意味よー!!」
と、叫びながら
私は彼を追いかけた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねぇ、今日なんであんなこと言うのよ…」
私とホラウソーは、船長の命令で夜のポルト・パラディーゾにお買い物に。
一応潜入だから服はポルト・パラディーゾの人風
スカートってスースーする…
「あんなことって?笑」
「え、そりゃ…///」
思い出すだけで顔が赤くなってしまい、黙り込む
しばらく黙って、2人並んで歩く
人通りもほとんどなく、歩く音だけが聞こえる
目の前に見えるポルト・パラディーゾの街並みは、昼間見るのとは全く違っていた
綺麗…
そう思って、歩いていると
ふと、彼は立ち止まり
「なぁ、俺じゃダメか?」
と、言った
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スザンナ - ネバーランドシンドロームのトートルズ君の小説お願いします (8月14日 0時) (レス) id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 正太郎とシロの取り合いってできますか?甘めで、シロは神虫の口調でお願いしたいんですが... (2019年3月16日 12時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
冬樹さくら(プロフ) - リクエストにお答え下さってありがとうございます!確かにケロロ軍曹に冬樹って名前のキャラいましたねw受験頑張ってください!また、更新するまで待ってます! (2018年8月16日 14時) (レス) id: fbeff1f69b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうなぎ(プロフ) - 冬樹さくらさん» 分かりました。書かせていただきます!! (2018年8月12日 14時) (レス) id: bdeadd4260 (このIDを非表示/違反報告)
冬樹さくら(プロフ) - はい。それであってますよ。 (2018年8月12日 13時) (レス) id: fbeff1f69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうなぎ。 | 作成日時:2017年12月29日 9時