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「ん?どうかしたのリスさん?」
赤ずきんちゃんは振り返り、不思議そうにたずねた
子供たちも、どうしたんだろうかとヒソヒソと話し合っている
僕は一瞬だけ迷いつつ、赤ずきんちゃんにたずねた
「君のお母さんの名前を知りたいな。」
それには、ちょっと驚いたようで
「どうして?」
赤ずきんちゃんは目を丸くして僕を見る
「そうだよ!どうしてなの?」
「うんうん。知らなくてもいいことじゃない?」
「うぅ…わざわざ引き止めなくても…」
子供たちまでもが驚いている
「別にそんなに驚かなくてもいいだろう?教えたくないならそれでいいけど。」
ここまで驚かれるとは思わなかったので、若干後悔しつつ答えた
「いや、教えることはできるわ。ただ…」
「ただ?」
少女は僕の目を真っ直ぐ見ながら答えた
*
赤いずきんを被った少女の後ろ姿を見つめながら、彼女にはかなわないと思った
だって−−
「お母さんが言ってたの。
リスさんならきっと私のことを聞いてくるわ、彼は忘れん坊だもの…って。」
「お母さんの名前はね?−−」
彼女がこの森に来なくなった日、僕はいつか彼女に忘れられてしまう存在だったことに気がついた
僕にとっては初恋の人だけど、彼女にとっては小さい頃のただのお友達
遊んだのも2ヶ月くらいだろうか。
「…覚えていてくれたんだね、A」
今なら最後にさよならを言わなかった理由がわかる
「久しぶり、赤ずきんちゃん」
A、君の子供は立派に成長したんだね
「また、遊ぼうね」
いつかAにも会える日を願って
***********************
はい…。
分かりにくいので解説しますと、リスさんと赤ずきんちゃんのお母さんは小さい頃に遊んだりしてました。
ここで、リスさんの初恋の相手は赤ずきんちゃんのお母さんであるAさん、ということが分かります。
それと、Aさんが森に来ていた理由は赤ずきんちゃんのお父さんに会うため。
さようならを言わなかったのは、自分か子供である赤ずきんちゃんが会いに行くということ。
…分かりにくい、読みにくいですね。
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スザンナ - ネバーランドシンドロームのトートルズ君の小説お願いします (8月14日 0時) (レス) id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 正太郎とシロの取り合いってできますか?甘めで、シロは神虫の口調でお願いしたいんですが... (2019年3月16日 12時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
冬樹さくら(プロフ) - リクエストにお答え下さってありがとうございます!確かにケロロ軍曹に冬樹って名前のキャラいましたねw受験頑張ってください!また、更新するまで待ってます! (2018年8月16日 14時) (レス) id: fbeff1f69b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうなぎ(プロフ) - 冬樹さくらさん» 分かりました。書かせていただきます!! (2018年8月12日 14時) (レス) id: bdeadd4260 (このIDを非表示/違反報告)
冬樹さくら(プロフ) - はい。それであってますよ。 (2018年8月12日 13時) (レス) id: fbeff1f69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうなぎ。 | 作成日時:2017年12月29日 9時