唇王子との日常2__

♯1 ページ31

Aside









「私痩せる」









隆「………えっ？」









「だから痩せる」









隆「いやどうしたのいきなり」









ずっと思ってたけど隆弘足細い。









ワタシノアシフトイ。









「うん。ってことだから」









隆「いやよくわからないけど痩せる必要ない」









「痩せるの！！」









隆「はいはいがんばって」









とりあえずお腹と足鍛えなきゃ。









「足もっといていただけません？」









隆「りょーかい」









ベッドの上に寝転がって私の足の上に









隆弘がまたがる。









「えっ、かる」









隆「いや、Aの方が軽いかんね？」









「ないない。よしっ」









腹筋とかいつぶりだろうな。









隆「…31…32…33…」









「ふっ〜、ってかそんな見んな」









隆「いや、かわいいなと思って」









「あっそう」









隆「あ、照れた」









「照れてない」









隆「だって照れたときのA、絶対目そらす」









「なッ…………?!」









痛いところをつかれて何も言えないわたし。









隆「ふふ〜図星なのか〜」

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