プロローグ2 ページ5
「好き」
急に君の横顔を見てたら、パッと出てきた言葉。
しかしその声は自分が思っていたよりも大きかったらしく、あ、と思った時にはそらるさんの舌打ちと君の声にならない叫びを聞いた後だった。
「え？あ、あ…」
口はパクパクと開閉されていて、出てくる言葉は赤ん坊のように、つたない。
照れてるんだ、瞬時にそう思った。
「ふふ。かわいい」
頬杖をつきながら君を見てみると、また声にならない叫びをあげていた。
そして机に手をバンバンと打ち付けている。痛そう。
「あ、あのですね。気軽にす、すきとか言っちゃダメだよ」
「勘違い、しちゃうじゃん」
もう！と怒り気味に言う貴女。
でも今の僕にはそんなの聞こえていなかった。
僕が、好きって言っても本気にしてない。
大好きって言っても、多分ずっとこんな感じなんだろうな。
僕と君との、友達以上恋人未満の関係は変わらない。
いつだって、君にとって僕は男友達なんだ。
変わらない。
変わらない関係。
「勘違いしてよ」
そう言った言葉は、思いのほか小さかった。
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メゾ(プロフ) - 白狐さん» 楽しみにしています！ (2018年6月20日 16時) (
レス) id: e00eb704e7 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - メゾさん» 念願の合作です！これからもっとドキドキされますよ！？覚悟！！！応援ありがとうございます (2018年6月20日 8時) (レス) id: fa5c09dacd (このIDを非表示/違反報告)
メゾ(プロフ) - 合作おめでとうございます！三角関係のお話はあまり読んだことがないので、すごくドキドキしながら読んでます！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2018年6月20日 6時) (レス) id: e00eb704e7 (このIDを非表示/違反報告)
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