恋は少し難しい (ページ10)

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＊ページ10

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「………..それはなんでなの？」

「さっきも言ったけど、ジェミンが私の事すごく気遣ってくれるの。さっきは落ちた消しゴムを拾ってくれたし、届かない黒板の上の部分ジェミンが消してくれたんだよ！」

作中でのナジェミンの情報としてはイドンヒョク、イジェノに並ぶ人気男でプレイボーイだった。来る女拒まず去る女は追わない。そんなナジェミンは自分の友達同士であるイジェノとイドンヒョクの三角関係を面白がって協力したり協力しなかったりした。

それでもジュニには一切関わらなかった。それが彼のポリシーなのかは知らないがジュニと話していたり仲良くする描写は見たことがなかった。これもまた私とイジェノみたいに描いていない事が明らかになっただけなのか？

顔を赤くしてジェミンのことを話すジュニに心が揺れた。ジェノとジュニが結ばれるのを望んでいた私にとっては風向きが悪かった。イドンヒョクだけ注意すればいいなんて思っていたのにナジェミンまで。頭が痛くなりそうだった。

「Aには話したかったの、私の親友じゃない！」

そうやって明るく話すジュニに複雑な気持ちを持ちながらも頷くしかできなかった。

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