恋は少し難しい (ページ4)

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＊ページ4

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「A、ペアになろう！」

ジュニはAとずっと仲が良かった。ジュニはその美貌から男子からは1目置かれ女子からは敵意識を持たれていた。それにより友達はチョンA1人だった。

「うん、いいよ」

ただ、イ・ドンヒョクと出会ってからはドンヒョクの友達とも仲良くなり友達も増えるんだけど……。ドンヒョクと出会うのはいつだっけ。

「ジュニ」

「うん？」

「もしかしてイ・ドンヒョク知ってる？」

「イ・ドンヒョク？」

「うん、2組のイドンヒョク。知らない？」

「知らない」

表情を見ても全く誰のことか分からないといった様子だった。この様子から見るとまだ出会ってはなさそう。

ということは………この漫画の結末を変えることが出来るということだ。今日トイレに行ってAが考えたのは自分の推しであるジェノとジュニを無事結ばせることだった。

推しの幸せは私の幸せ。Aは名案だとほくそ笑んでいた。そのためにはドンヒョクとジュニをどうにかして引き離す必要がある。いや、むしろ出会いをなくしてしまばいい。

そんなやわな考えで解決されるものではなかったがAはそう決心した。

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