89話。 ページ49
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懐かしい。
ひとつの形容詞が私の頭を埋めた。
特に何でもないけれど、上記のように言うと、なんだか格好良い感じがする気がするのはどうしてだろう。
日々起こりうる事柄は、全て内容良く言い換えるように出来るのだと思う。
まぁ、一種の個人的意見だが。
「それ、アンタの不幸体質も上手く言い換えられるってこと？」
「うん、そうなるね」
幸くんが私の話を掘ってくれる。
ツンデレ、彼はなんて優しいお針子ちゃんだ。
ツンデレと言えば、中学生時、塾で“ツンドラ気候”を覚えるときに「響きが似てるから覚えろ」って塾の先生に言われたっけ。
親父ギャグが衝撃的すぎて今でも覚えてる。
「で、言い換えてみると何になるわけ？」
「……神の、悪戯…………？」
「は？？？」
「閻魔の裁き……、とか」
あっ、ダメだ。
彼は眉をひそめ、微妙な顔をしている。
「あ、そうだ。真澄くんにいづみちゃんがしんどい理由を30字でまとめなさいって言ったら『３０字で言うの無理だし、そもそもしんどいからしんどいの。』ってぴったり30字で返された話でもする？」
「話そらすな、センス皆無」
「うっ」
私のHPはもうゼロだ。
「世話係、何やってる。秋組稽古終わったぞ。ドリンクか何か、用意してないのか」
「あの、左京さん。
いつから世話係はマネージャーに……？」
「ははは……、A、
これは左京さんなりの冗談だよ」
「冗談?!」
ダメだ、わからなかった。
ともあれ、左京さんには麦茶を淹れた。
恐らく、相当お疲れなのだろう。
ヤンチャな悪ガキふたりのお守りも大変なんだろうな。
「……お前、急に訊いて悪いが、
女は何を貰うと喜ぶんだ？」
お前呼びって、亭主関白かな？なんてツッコミは敢えて入れず、代わって悩む素振りを入れる。
世話係、察した。察しましたよ左京さん。
「……カレー、一択じゃないですかね」
「、別に監督さんだとは言ってないだろ」
「えっと、……私も、相手がいづみちゃんって一言も言ってません」
「！……ちっ、タチ悪ぃなお前……」
見事なハマられっぷりだ。
左京さんも可愛い所があるではないか。
詳しく事情聴取したところ、日頃のお返しがしたいらしい。マメだなぁ。
「……出来れば、カレー以外で頼む」
「……彼女なら、何でも喜んでくれる気がしますけどね」
まぁでも、
左京さんのその気持ちで、
十分なんじゃないでしょうか。
そう言ったら、左京さんには「ふむ」と言われ、幸くんには「イタい」と言われた。
何故だ。
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はゆー(プロフ) - そーちさん» あっあっ、ありがとうございます…！私には勿体無いお言葉です…！更新、お待たせしてしまい申し訳ございません…！皆無な脳みそひねってネタ出しして、がんばりますね！ (2018年1月9日 17時) (
レス) id: e0dbe52e99 (このIDを非表示/違反報告)
そーち - とても面白いです。続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください！ (2018年1月9日 11時) (レス) id: 7dbd32ccfb (このIDを非表示/違反報告)
はゆー(プロフ) - まゆさん» ですよね！！ユニットソング各組しんどすぎて、それぞれ違った発狂になりますよね！(笑) (2017年11月29日 16時) (レス) id: e0dbe52e99 (このIDを非表示/違反報告)
はゆー(プロフ) - 月美さん» わー…！！そのお気持ち、よく分かります…！！どの組も良いですよね！(*´`) (2017年11月29日 16時) (レス) id: e0dbe52e99 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - どの組もそれぞれの発狂する点があるから選びたくないですね！ (2017年11月27日 19時) (レス) id: dd4c972d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆー | 作成日時：2017年10月7日 7時
