不 幸 少 女 ４【A3!】

144話。 ページ9

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日記を書こうと思います。

今日はお空を見ました。
青くてきれいでした。ときおり真っ白で量はそれなりにたっぷりのはずの雲が、その身は軽いのか、すんなりすーとそよいでいくので、川柳を詠みそうになりました。
まぁ、川柳を詠みたくなるのも当然かなと独りごちました。それがいけませんでした。

「そんな変人、キミくらいだよ」
千景さんがいいました。
そんな馬鹿な。あなたまで″そっち側″に回られてしまったのですか。(ここで説明しておくと、″そっち側″というのは、弊カンパニー「ドS組」のことです。所属に茅ヶ崎、瑠璃川、摂津がおります。)
よよよと泣きわめきそうになるのを堪えました。
なにせ、私は強いのです。

そこで、たすくさんもいいました。(なぜか、たすくって変換できませんでした。)

「お前はそれでも成人か」

ひどくないですか。私、近々22になるんです。
華のティーンは終わっちゃったけど、それはたすkさんも同じです。

あ、そう言ってたら誤字をしました。
まぁいいか。たsくさんはお優しいので許してくれるはずです。本当です、わざとじゃないんですよ。

たskさんも、紬さんみたいなジェントルマンを目指してくださいね。


以上、弊カンパニー下僕より愛を込めて。
高遠丞のファンの皆さんどうか殴らないでください。
taskさんは、いじると輝くんです。



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ターーッッン！
勢いよく押したEnterキーの音が響いた。

Enterキーって、どうしてこんなに押すと気持ちよくなれるんでしょうね。

皆さんならお分かりかと思うんです。


……私は誰に向けて敬語になってるんだろう。




「左京さん、打ってみたんですがいかがでしょう？これから私もブログを書きますよ」


「カラフルすぎる上に高遠のイメージダウンにもなりかねない。

″却下″だ」




強く言いきられてしまった。

でも私は屈しない。こらえられるのだ。


なぜなら私は１年あまり前に成人したのだ。
私は、こうして１日１日大人になるのだ。




丞さんにはもちろんこっぴどく叱られましたとさ。
おひたしおひたし。

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