フットボールフロンティア開催 ページ39
次の日、私達蝶月家はある会場にいた
蝶月財閥は、サッカー協会と繋がりが大いにあり、
フットボールフロンティアの予選大会の抽選会にお呼ばれしたのである
『…こんばんは。冬海先生』
私はこの人の目が嫌いで仕方がなかった
人を蔑むような、見下すような目
あの人にそっくりだったから
冬海「蝶月さん、なぜ貴方がここに…?」
『えっと』
弓月「…誰だ?あんた」
冬海「…」
『兄さん、部活の顧問の先生だよ』
弓月「…ふーん………」
冬海「にしても、弱小な雷門中は
勝ち残れるんでしょうかね…」
弓月「…どういう事だ?
Aがいるんだから、勝つに決まってるだろ」
冬海「…蝶月さんのお兄様は、サッカーの知識は無いのですね
お教えしましょう、フットボールフロンティアは中学サッカー少年の大会。
女子である蝶月さんは出られないのです
可哀想ですね、チームが負ける所を見ているだけなんて」
『………』
弓月「チッ、行こうぜA」
『はい、兄さん。………では、冬海…先生』
____________
弓月「…なんだあいつ」
『………』
弓月「あの親父と同じ雰囲気だ」
『やっぱり、兄さんも分かる?』
弓月「ずっと近くで見てきたんだ
そっくりすぎて、逆に怖いな」
母「弓月ー!Aー!こっちよ!」
弓月「『はーい』」
雷門中の最初の対戦相手は、野生中に決まった
____________
『…初めて、女に生まれてきた事を後悔したな』
___________________
影山「今年のFF…女子選手の蝶月Aの出場を
許可する」
86人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハヲム@Murasaki | 作成日時:2022年3月12日 11時